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事業開始する時に大変だった4つのコト

自分と会話する方法vol.25「立ち止まって振り返ってみる」

ヘルパー事業開始してから今日で6カ月が経ちました。ふと、事業開始する前の準備期間のことを思い出しました。

会社を設立することが初めてだったので、わからないことだらけで本当に大変でした。しかも、ぼくたちがしたい事業のカタチが、本市では前例がないことだらけだったみたいで、不動産屋、市役所、土木事務所、消防署、保健所の方々には、本当にご尽力いただきました。みなさんのお蔭で事業ができていますので、感謝を忘れないためにも書いておきます。


■物件さがし

事業をする上で、事務所を構えないといけません。「スタッフが集まって、ごはんやお茶でもしながら、仕事の話や世間話が気軽にできる空間にしたかった」ので、テナントではなく戸建てかマンションで探しました。・・でもほとんど大家さんがNGだったんです。理由は、「不特定多数の人が出入りするから」ということです。それでも自分たちの想いは曲げずに、不動産屋さんに探し続けてもらいました。そして、戸建てで見つかりました♪

■市町村都市計画に沿っているか

市町村には、都市計画というものがあります。区域によって、住宅地域、商業地域などが決まっていて、その都市計画に沿っていないといけません。物件が、『低層住居専用地域』という区画になっていて、商業ができないと言われました。でも、どうしてもこの物件で事業がしたいという想いを役所の方に伝え、前向きに協議いただき、数日後、市町村の許可がおりました♪

■バリアフリー法の基準を満たしているか

段差、トイレなど、事務所に来られた方が利用できるのかどうかの基準を満たさなければいけません。賃貸ということもあり、リフォーム工事はできなかったので、置き型の手すりなどを活用しました。土木事務所の方も親身になって、一緒に考えてくださり、基準をクリアすることができました♪

■消防法の基準を満たしているか

住宅ではなく、事務所として使用するため、消防法の基準がありました。利用者が事務所に来るわけではないので、緩和された基準だったのですが、ただ一つ、誘導灯をつけないといけないことがわかりました。リフォーム工事はできないので、ダメもとで大家さんに相談させてもらったところ、なんとか承諾していただけました♪(お会いしたことはないですが、心の広い大家さんに感謝です!) そして、最小限の工事で、誘導灯を設置していただくことができて、消防法の基準をクリアすることができました♪


なにか壁にぶつかるたびに、「基準が満たされなかったら、また1から探さないといけない、、」と不安になり、ヒヤヒヤしながら行動していました。

そんなとき、相方は笑顔でこう言ってくれていました。「基準が満たされなかったら、そん時はそん時で考えよ♪」と。この言葉が心の支えになり、前向きにすすむことができました。お蔭で、すべての基準をクリアすることができたんだと思います♪ いつもとなりにいてくれる相方には、感謝しかありません。


事業がスタートできて6カ月、スタッフ、利用者さんも増えてきて、イイ意味でバタバタしてきましたが、設立当時の感謝、喜びを忘れずにやっていきたいとおもいます。

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