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勉強するのはなんのため?

学校の勉強について

学校の勉強ってなんのためにするのか?
多くの人が受験で高校に合格するためだったり、大学に進学するためだったりを思い浮かべるでしょう。
実際、今の日本では受験のために勉強をしている子が一番多いんじゃないかなと思います。

ぼくも学生だったときは、そうでした。
受験のために勉強をしていたから、勉強って好きでも嫌いでもなく、普通でした。
でも今思い返すと受験では使わない科目だった
技術とか家庭科とか保健の知識が生活に生きていたり、理科を専攻していたからこそつむぎ関係の用語が理解できたりと勉強していてよかったなぁと思う点は多くあるのですが、その当時は全くなんのために勉強してるんだい!!ってことがめちゃくちゃありました。

勉強はしないといけないのか?

これに対する僕なりの答えは
してもいいし、しなくてもいい、けどしておいたほうがいい

というあいまいな解答なんですが、これが本音です。
きっと親御さんや先生とか子どもに関わる人は、勉強しておいたほうがいいなと思う経験があるから勉強しなさいという人が多いと思います。

子どもからしたら、なんでだよ!!と思うんだけど、なかなかその理由までは教えてくれないことが多いです。
きっと上手く自分の中で言語化できてない場合もあるし、コンプレックスになっていて話すことをためらっていることもあるんじゃないかなととも思います。

でも実際、勉強ってしてもしなくてもいいものなんです。
というか勉強に限らず、すべてのものはしてもしなくてもいいってことが大半です。

法律で決められていることは守らないといけないですが

甘いものを食べてもいいし、食べなくてもいい
移動には車を使ってもいいし、使わなくてもいい
仕事もしてもいいし、しなくてもいい
ゲームだってしてもいいし、しなくてもいい

大半のことってどっちでもいいんです。
高校や大学だっていかなきゃいけないわけでもなく
いってもいいし、いかなくてもいいんだけど、世間体とか周りの意見によって
いかなきゃいけないものだと思い込まされているだけなんです。

勉強もしてもしなくても実際にはいいんだけど
ぼくは
したほうがいいとは思います

なぜしたほうがいいのか?

イメージしてみてください

あなたは友達とファミレスに来ました。
あなたの所持金は1000円です。
メニューを見ると
色んなおいしそうな食べ物がのっています。
あなたはその中から1000円で食べれるものを探します。
よし、今日は800円のラーメンを食べようと思ったら隣のテーブルで
「お待たせしました。デラックスハンバーグです」
と聞こえてきたので、メニューの中からデラックスハンバーグを探すと、1500円もします。
それを見た友達は「よし!おれデラックスハンバーグにするわ!」と注文を決め、それを聞いたあなたも「うわ~デラックスハンバーグめっちゃうまそうじゃん」と思いましたが、1000円しかないので、頼むことはできません。

これが学校の成績だと思うとどうでしょう?
今まで〇〇高校に行くと決めていて、成績も足りていたけど、急に◇◇高校もいいなと思ったし、仲のいい友達も行くって言ってる。
けど、自分の成績だと届かない・・・
当日点で挽回できる範囲か?うーんどうだろう?
ってことは結構あります。

さて、なぜ勉強をしたほうがいいのか?
ということに話を戻すと

選択肢を増やすことができるからです

これはさっきのファミレスの話にも通じるんですけど、1000円もっている人と300円しか持っていない人と1万円持っている人では選べるメニューの数が全然違ってきます。
1万円持っている人はファミレスのメニューのすべてから選ぶことができますが、1000円、300円と所持金が減っていくにつれて選べるメニューの数は全然違います。

1万円もっている人は、1500円のものも800円のものも200円のものも選べますが、300円しかもっていない人は200円のものしか選べません。

勉強はしてもしなくてもいいんですが、選択肢の数が大きく変わってきてしまうんです。

全然勉強してこなかったから、本当はやってみたかったことを選択できないってなんだか嫌ですよね。
しかも今はそんなに興味ないけど、のちのち興味がでるってこともあるじゃないですか。
だからこそ、やってもやらなくてもいいけど、やったほうがいいんです。

人生の選択肢

人生の選択肢も1つにはしぼらなくてもいいとぼくは思います。
ある日突然生活が一変するってことは当たり前のように起こります。

だからこそ色んなことに挑戦してみるってことは、大事だと思います。
慎重になることも大事なんですが、えいや!と挑戦してみたからわかることもあります。
勉強も今は楽しくないなぁって思っていても急に楽しくなる日がくるかもしれません。あの時勉強しておいてよかったと思う日もくるかもしれない。
今、学校に通っている人はどうせ勉強をするんだから、どうやったら楽しみながら勉強をすることができるのかを考えてみるといいと思います。

最近ぼくも人生においてとても大きな出来事が起こりました。
あの時あれをやっておいてよかったなと思うこともたくさんありました。
「あの人と関わっておいてよかったな」「あのテレビ見ておいてよかったな」「あの経験をしておいてよかったな」と思うような出来事が沢山あります。

頼れる人も頼れる知識も自分の中にある。
人生の岐路はいつ訪れるかわかりません。

そして自分がどの方向に進みたくなるのかも今はわかりません。
いつかくる選択の時に、選べる選択肢は多くて悪いことは1つもありません。

自分の選択肢を広げるためにも
勉強はしておいたほうがいいなと僕は思います。

みなさんはどうですか?

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