心の声に従ってよい。

エージェント業界に12年いますが、
複数の会社に所属してきました。

そのお陰で、
自分の仕事のやり方が、
自分で落とし込めたんだと思っています。

大所帯から、小さな処まで所属し
自分が体験をしてきたことで
“転職”に対する考え方に変化がありました。

■ 　再認識。

後輩の初出勤日。

あいにく、後輩の出勤日初日は
アポが入っていた為、
私が出勤したのは、昼過ぎ。

初出勤日に迎えてあげられなくて
ごめんよ～と言いながら
挨拶したのを覚えています。

が、なんか、後輩の顔が固い。
というか、引きつっている。

初出勤日の緊張からなのか？と思いながら、
もしかして。。。と思う処あり。

自分がこの組織にいて
見ないふりしていた処を
後輩が入ってきたことにより、
再認識することになりました。

■ 　決意するまでの時間。

後輩が入社して1カ月位経過した頃
医療従事者との面談には、
後輩と一緒に行く機会が増えました。

共有する時間が増えれば、
お互いのことを話す機会も増えます。

そんな中、
後輩がポツリと、
「多分、ここには長くはいれません。」と。

なんですと((+_+))

後輩初出勤の日。
意気揚々と会社に入り
上司に挨拶をした処、上司返答無し。

？？？と思いながら、
挨拶は基本なので、
もう一度「おはようございます。」

ボソボソ。。となんか言っているみたい。

えっ？(>_<)
挨拶できないの？？

ああ、機嫌が悪いのかも？と思いつつ
ちょっと驚いたそうです。

で、次の日もそんな調子。

そして、3日目。

大丈夫じゃないと決意し、
再度、転職サイトに登録し
転職活動を開始したそうです。

はい、後輩曰く
辞めると決意するまでの期間
3日。

決意をしてからの
後輩の行動は
早かったです。

結局、後輩は3日で決意し
3カ月で会社を去っていきました。

■ 　違和感。

私も入社3カ月位で
なんか腑に落ちない
モヤモヤを感じたのを
覚えています。

そう、違和感。

このモヤモヤは
入社前と入社後のギャップ。

こんなはずじゃなかった(>_<)！

しかしながら、
負けず嫌いの性格もあり、
3年間はこの組織で学んでみようと
自分を叱咤激励してしまったのです(笑)。

＊3年間という”縛り”は、
【石の上にも3年】からきています。
　昭和真っ盛りの時代で育ってきた私の中に
　呪文の様に居座っていた言葉です。
　

この決意があり、
違和感が自分の中から湧き出てくると、
他のことを考えるように仕向けたり、
自分の中でこの組織にいる理由を
見つける作業をしてきました。

まあ、今にして思えば
ここで、どす黒いものが
溜まっていったんだと思いますが””(-“”-)”

お陰様で当初の目的通り
この組織には3年在籍し、
今はさよならしています(^－^)。

ただ、この組織で
学んだこと、得たこともあります。

この組織にいなければ
知り合えなかった方々と
ご縁を持てたこと。

知人には、
“ブラック時代”と
ネタにして貰っておりますが、
良いことも多々あったと。

ただ、これは、
“今”既に、脱した状況だからこそ、
振り返って、
思い出話として
懐かしむことも出来るのかなと
思っています。

■ 　心の声に従ってよい。

この経験をし、
今言えることは、
“心の声に従ってよい”
ということです。

私の場合、
自分で決めた3年という”縛り”が
自分が想像する以上に、
自分にダメージを与えていたことに
気付き始めています。

ふいにいった言葉が
“その言い方似てる。”
と言われ、どれほどショックを受けたか。

100円ハゲも作りましたしね。

ですので、
心地よくない環境だなと
心の声が響いてきたら、
なんか違う。。。という
直感みたいなものが働いたら、
心の声に従って、
その場所から飛びだす準備をし、
動き出して良いと思います。

以前の私であれば、
相談者の方にも、
あなたを雇用する側は、昭和世代の人たちで
石の上にも3年という言葉を信じている世代。
なので、踏ん張ることが出来るなら、3年たってから転職を。
とお伝えしていました。

ですが、今は
“踏ん張る必要はない。
　心の声に従って行動するのもアリ。“
とお伝えします。

心が違和感を訴えているということは
既に、身体も不調がでてきている証拠。

そこに踏みとどまるのはなく、
新しい心地よい場所に踏み出せばよい。

私みたく意固地になって、
自分にダメージを与えるよりも、
新しい居場所を探して、
飛び出した方が良い気がします。

きちんとした理由で退職したのであれば、
ちゃんと自分の居場所は見つかり、
ご自身のキャリアは繋がっていきます。

時代は変化し続けています。

自分の人生は一回きり。

そうであれば、
自分の居心地の良い場所で、
心地よい仲間と
仕事をしていくのもアリではないでしょうか？

あっ、ダメージを受けた職場仲間とは
今も交流はしております。

苦楽を一緒に過ごしたものだけが
理解できることがありますからね。

年女にもなると、色々経験してきております(笑)

＊ちょっと相談したいな～、聞いてほしいな～という方は、
　コチラから、梅澤指定でご連絡頂ければ嬉しいです(^－^)。