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起立性調節障害の専門医さん(9)2022年2月

2022年2月
そら中3の冬⛄️

2021年12月
大晦日も差し迫ったのある日の朝…その日は突然やってきました。
それは…
起きてもしんどくない朝

今まで何回かスッと起きられた日があり、今回もそうなのかな?と思っていましたが、その「しんどくない朝」が何日も続いたのです。
それでも喜ぶことができないくらい、私はそらの不調の毎日に慣れてしまっていましたし、一時的なことだと受け止めていました。
治ったと喜べなくなっていました。
けれど、年が明けてもそんな日が続き、そら本人も
「倦怠感がなくなった。スッキリしてる」
と、体調が良くなったことを実感しているようでした。

では体調が良くなった三学期は中学校へ登校する日が増えるのかと思いきや、
気持ちはもう残されたわずかな中学校生活には向いておらず、
この先の高校受験と高校のことを考えていて、
無理に登校することなく、確実に受験できるように本人なりに段取りしてるようでした。
そばから見ていると今までの生活と大差なく、「このままで大丈夫かな?」と心配することばかりでしたが…。

そんな中の受診でした。

2022年2月のHUT試験の検査結果(血圧・脈拍)

2022年2月のHUT試験の検査結果(脳血流量)

初めて全ての項目に○がつきました。
そら本人が感じていた体調の回復は数値にも表れていました。

こちらの記事にも同じ検査結果を載せています。
受験のこともまとめて書いています。
そらの起立性調節障害は、一つの節目を迎えたのは間違いないようでした。

うみ小6の冬🍊

2022年2月のHUT試験の検査結果(血圧・脈拍)

2022年2月のHUT試験の検査結果(脳血流量)


うみも起き上がると血圧が瞬間的に落ちるタイプでした。
加えて脳血流量も良くありませんでした。
しかし、これくらいなら登校できると専門医さんはおっしゃいました。
けれど、今でもこの検査結果のどこが「登校できる」なのか、私にはいまいちわかりません。

ではなぜうみは登校できないのか?
「ODも絡んでいるけれどメンタル面に課題がある子だから」だそうです。
そらは「身体だけの問題」と言われていました。

確かに、うみは勉強面で課題のある子でした。
小学校の高学年になってそれは顕著になってきました。
昔から音読が苦手な子だなと思っていました。
けれど高学年になってから、アルファベットが区別できなくなったり、
「あれ?こんなに勉強に苦労する子だったかな?」
と思うことが増えました。
なので学習障害を疑いました。
大阪LDセンターへの受診を考えましたが、小学校の時の成績が普通なら、
学習障害の検査対象にはならいということで、断念しました。

専門医さんがおっしゃるには、うみは特に覚えられないことがコンプレックスになっていて、勉強に対する不安が強いそうです。
覚えられないと勉強が思うように進みませんもんね。
気落ちがしんどくなるのは当たり前だと思います。
なぜ覚えられないのか。
ODクリニックに行く前に通院し始めていた睡眠外来で、発達検査を受けることになりました。

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