女性理容師の社会進出がカギ

こんにちは

小規模サロン独立開業アドバイザーのボーノです。

 

 

【女性理容師の社会進出がカギ】

最近よく、

「女性の雇用促進!」「活躍促進!」

という言葉を耳にする機会が増えました。

 

政治の世界も、女性の重要ポストが増えたり

会社内でも女性管理職の方々が多いです。

 

どこもそうでしょうが

これから益々、

女性の働き方や、社会進出が重要な課題になってくるでしょうね。

 

 

理容業界も同様で

 

特に、女性理容師さんの活躍が、今後の理容業界活性化のカギになること。

 

その為には、女性の進出の機会を増やすこと。

そして、女性の潜在的に持つ負担をいかに減らすか?という点も

重要な課題となってきます。

 

 

オーバーストアによる過剰供給、人口減少による客数の伸び悩み

担い手不足、後継者不足。

理容室の現状や働き方、集客、経営。。時代は常に変化しています。

 

そのためにも、女性向け分野でいかにビジネスを展開していくかがカギとなります。

 

 

【理容師は少ない】

まず美容師と比べ、理容師はメチャクチャ少ないです。そして超高齢化してます。

 

全国の理容師の70%が60歳以上です。そのうちの30%は70歳以上。

もともとは理容師法のみでしたが、のちに美容師法ができ

資格と業務が2つに分かれました。

 

 

90年代に起こったカリスマ美容師ブーム。

華やかな印象がある美容師。

都内有名店の美容師が1対1でのリーグ戦で髪型の好感度を競い合う番組や

美容師を題材としたテレビドラマ。。

 

時代の流れと、様々な努力が重なり美容師を目指す人が増えました。

 

 

そして、現在。

全国の美容学校、美容師は増えてるのですが

理容科は次々減少し、「理容専門学校」が無くなり

「理美容専門学校」が「美容専門学校」となり

理容師も減少。

 

全国の美容師、約48万人に対し

理容師は半分の約24万人。昨年は前年より約3000人減少。

 

僕が専門学生の時でさえ、美容科は100名以上。

それが理容科になると10名程度。

 

単純にイメージでしょう。ブランディング。

理容業界がどうとかでなく、美容業界が上手だった。

 

学生たちも学校に入るまでは素人なので、細かな現状までわからない。

家業である場合は別とし、

あくまで消費者目線で美容師・理容師を比較した時

 

「なんかカッコイイ」「なんとなく華やか・おしゃれ」といった

「なんとなく良さそう」イメージによる動機が占める割合。

 

集客にも繋がる要素だが

 

「なんとなく良さそう」

これは、美容業界の諸先輩方たちの功績で作り上げてきたブランディングによる結果の積み重ね。

これが偏りの現状だと個人的には感じてる。

 

 

【理容師最後の砦。シェービング】

平成28年4月1日に法改正がありました。

今後、理容師・美容師免許の規制緩和がいっそう進んでいくでしょう。

 

 

理容師の特権。理容室でのシェービング(お顔そり)

 

理容所・美容所というのはそれぞれ別もので

美容所では今までシェービング施術を行うことは不可能でしたが

これが今後は同じ店舗で可能となります。

 

 

ただし条件があり

施術者全員が、理容師・美容師それぞれの免許を取得していること

必要な衛生上の条件を満たしていること

重複開業を行う事業所は、理容師・美容師法に基づき、保健所へ開設届を提出し検査合格すること

 

 

これによって理容師・美容師の新たな時代がくると思います。

法が変われば時代が変わるし

時代が変われば常識が変わる。理容師の働き方が変わる。

そして、その時代の変化に対応できないとやがて淘汰されていくでしょう。

理容師の特権であったシェービングを美容室で行うことができると、理容室は・・・どうでしょう?

 

 

女性客がメインの美容室。シェービングは美容法として、とても効果的で素晴らしい施術です。

 

お化粧ノリが格段に向上・肌の新陳代謝、細胞が活性化。美肌の再生を促す。

うぶ毛を剃ることで肌がワントーン明るくなり、古い角質を取り除くなど、

女性にとって美容・美肌効果が非常に期待できるものです。

それが美容室で体験できるとなると、相性は良さそうですね。

 

 

そうなると理容室・理容師はどうなりますか?

自分達しか扱えなかった武器が、他も扱えるようになるわけですよね?

 

超高齢化。規模で、数字として少数の理容業界は?

変化した新たな時代を迎えると?

 

 

 

数字が示すもの = 価値の表れ です。

需要があるものほど人が集まります。それが価値なのです。

 

 

柔軟に対応できないとやがて、それを時代や環境や人のせいにしたくなるでしょう。

そうではなく、時代の流れに変化し、対応していく。自由な発想が大切。

変化を恐れてはチャレンジできませんね。トライ&エラーです。

 

 

【自立した女性理容師の働き方改革】

僕は理容師です。

祖父母から続く3代目として育ちました。

 

理容師になった理由は明確で「家業だったから」

だから特別な感情はあまりないんです。。

 

ただ、20歳でこの業界に入り、理容師だったからこその経験や、それによっての成長や学びはたくさんあり

関わる人、取り巻く環境、おかげさまで全てが財産です。

 

なので、少しでも理容業界に貢献できることや

理容業を通じて、社会が良くなること、関わる人々が豊かになることを

積極的に働きかけていこうと考えて活動しております。

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