見出し画像

私に出会うまでの800キロ(プロローグ)

みなさまはじめまして。さかやんです。

この記事を見られたということは、タイトルに何か惹かれるものがあったのではないかと推測します。

このタイトルの元ネタである『私に出会うまでの1600キロ』は、家庭問題でなんやかんやあってアメリカのPCT(パシフィック・クレイスト・トレイル)の1600キロを踏破するお話で、その結果見つけた自分はなんだったのか、記憶にはありませんが歩けば歩くほど様々なことから解放されていくそんなお話だったような気がします。

さてそんなお話のタイトルを借り、しかも距離は800キロと半分で一体どこに行こうかという話ですが、私の物語ではカミーノ・デ・サンティアゴ、カミーノ巡礼路などと呼ばれている巡礼の旅を考えております。ヨーロッパ版お遍路巡りと言えば腹落ちしやすいのではないでしょうか。クリスチャンでもなければ特定の宗派に属するわけでもない私ですが6/3より歩いてくるわけです。

PCTのようにこのカミーノ巡礼を題材にした映画があり、日本では『星の旅人たち』という題材になっております。

私の冒険がこの映画にあてられて思い立ったかと言われるとそうではありません。以前フリーランスでやっていたイベントの運営の仕事では様々な方とお会いしました。世界中を旅して、またお金を稼ぐため日本に戻りイベントのアルバイトに来ている人も多く、その中でも冬のカミーノ巡礼を終えた方から発せられる冒険譚は当時の私の胸に深く刺さり、それから5年が経った今でも頭の片隅には常にそのお話があり、憧れを抱いておりました。

ちょうど転職が上手くいき、次の出社日まで間が空いたので、この度憧れを現実にするべく決行に至った次第です。

しかしこの800キロ、メジャーでないことから情報が少ない。そして古い。なので後に続く諸兄の役に少しでも立てられればと思いこの度筆を取らせていただきます。

次回は準備編にしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?