「スポーツ実況という創作」に参加した感想を。コーチングに活かす。 #noteフェス
参加して感じたこと、またこれが自分自身のコーチングにどう活かせるのかを書き記してみる。
まずお二人の会話の中で気になったワードは「フックにかける」という言葉
キャッチーな言葉であったり、なにか心にひっかかるフレーズが人を惹きつけるポイントなのだろうと思う。確かに名監督と呼ばれる人たち、偉大なコーチには名言やドラマチックな言葉が溢れている。
「アナウンサーはアスリート」
基本的にリサーチ(事前の情報収集)をしまくる。
ただ出てくる言葉はアドリブが多い(用意したものは大概失敗するらしい)
もちろん思っていること、考えていることを伝えるシーンはある。
基本的にはほとんどリサーチしたものは使わない(捨ててしまう)
と倉敷さん、下田さんは語ってくれた。
これは教員の立場でも同じで、色々と準備をするけれども実際の場でその準備物が全て使うことは無く、また考えておいた文章を伝えるのはその場の雰囲気とミスマッチを起こすことが多い(思い返すとその言葉が恥ずかしくなるという感じですね)
倉敷さんが例え話をするのが(考えるのが)好きというのは納得してしまった。
サッカー中継であれば予測できる人でないと難しい(厳しい)
俯瞰できる人というのかな。ピッチで考えたときにボールウォッチャーではだめ。周りの選手の状況、ピッチで何が起きているのかを感じる必要性がある。
このあと深夜に行われた。ニューカッスル vs トッテナムの試合を観戦していましたが、確かに下田さんは次へのプレー予測が的確でまたそれを伝えてくれるので試合を聴いているだけでも臨場感が伝わるのが納得できる。
またお二人は「声は創るもの」と語っていて、書き手へのアドバイスとして「書いたものを声に出して読んでみる。録音する。聞く。」を繰り返すと良いのではと伝えてくれた。
私たちも日頃から子供たちに、選手たちの言葉かけをする。一度コーチングを録音(映像化)して改めて見てみると新しい発見があるのではないかと思う。
まずは「声に出してみること」だ。
その後は1枚の写真から「焦点の落とし方」について学んだ。
細かくしすぎると難しい。大きいところから入ると分かりやすい。
「UP to Long」俯瞰を持つイメージだ。
台風中継の下りは面白かった。今後は注目して見ていきたいと思う。
私がお二人に聞きたかったこと
そして最後は質問コーナーとして、僭越ながら私が質問させていただいたものを取り上げてくれた。
質問は沢山聞きたいことがあったのですが、1つどうしても聞きたいことを聞きました。
お二人が日々紡ぐ「言葉」へのこだわりを聞いてみたかったのです。
下田さん「要点から伝える。自分のなかで整理ができていないと難しいこと」
下田さん「簡潔な短い言葉で」
できるだけ簡潔な言葉で伝えること。
我々がコーチングをする際に長く話しすぎないこと、ここにも「キャッチー」で「フック」にかけるトークになっているか。
自問自答していきたい。
倉敷さん「選手の人となりを批判することはしない。自分の発言で傷つくひとはいないか考える」
倉敷さん「誰かを傷つけてしまったかな?ということは常に考える。そして、傷つけるつもりはなかったとどう伝えるかを気を付ける」
批判と批評の違いを意識する。
でも、2人いたら「浸透圧でかならずどちらかは傷つける」前提を理解しておく。
最後の言葉は教師であるということも加味してくれたのかなと思います。どうしてもこのような状況になってしまうことは避けられない時もあります。
しかしこの「理解」をしている。していない。ではこの後の子どもたちとの関わり方も変化していくものになると思うので、説得力がありました。
貴重なお時間を頂きまして本当にありがとうございました。
嬉しかったです。
時間はあっとゆーまにロスタイムの3分も過ぎてしまい、53分に。。(笑)
まだまだお二人のお話を伺いたかった。(笑)
次回を期待したいと思います。
本当に素晴らしい機会をありがとうございました。
今後のコーチングの学びに活かしていきたいと思います。
ラグビー部 HC
飯塚淳平
noteを読んでいただきありがとうございます。「こんなことしてみたい!」「このようなこと一緒にしませんか?」などご連絡お待ちしています。サポートは「子ども達」「ラグビー」の未来の為に活かします。「ラグビー」を通して「大きな夢」を持とう。