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暇つぶしは勿体ない


2023年10月13日(金)の凡人です。



暑さが消え、肌寒くなってきたこの時期になると、保育園やら小学校の運動会が多くなる。

流石に保育園、小学校の運動会だと、よっぽどの事がない限り、親なら見にいくはずだ。

会社に「運動会があるから有給を取らしてくれ」と頼んで「そんな事で休ませれるか!」と断るような会社は、ろくな会社じゃない。

SNSが発展し、そういった悪事はすぐに拡散される。社会の目が厳しくなっている今、雇用しているはずの会社の方が立場が弱く見えてしまうことがあるが、それが現代の価値観だ。


そんなこんなで、この時期は「運動会」を理由に仕事を休む人が多い。みんな仕事よりも家族の時間を大切にしていて、側から見ると幸せそうだ。

子供が小さい間は、プライベートの時間を家族の時間に吸収される。

しかしだ。
子供が大きくなったとたん、親父は「ポンッ」と家族の時間から弾かれる。

休まんでええから仕事しろという空気感になっていく事が多いだろう。

家族に時間を吸収されていた時は、自分の時間が欲しいと散々思っていたが、いざ弾かれると寂しいもので、急に1人の時間ができて何をしていいわからなくなりそうだ。


実際に、趣味なしで仕事に全振りしていた人が、定年退職で仕事を辞めてしまったら、する事のなさに気力をなくしてしまうという話をよく聞く。

その現象の第一段階が、子供の親離れ時期ではないだろうか。

「暇」とは憧れでもあるが、怖いものだ。
案外、忙しい「今」が幸せだったりするのだろう。

だから思う。暇になった時のために何かを始める準備をしておこうと。

暇になってから何かを始めたのでは、単なる暇つぶしに過ぎない。

定年退職した人が、庭いじりや農業を始める事が多いように「やりたい事だから」よりも「暇だから」という理由で始めてしまっては、せっかくの人生勿体ない気がする。

子供の親離れ後に、休みの日は1日中Netflixやゲームをして時間を潰すというのはあまりにも勿体ない。

勿論、それが本当に楽しくて、やりたい事なら素晴らしい。しかし「する事がないから」という理由なのだとしたら勿体ないなぁと思う。


今からやりたいことを始めて趣味とし、長い目でやっていく事で、子供の親離れ後や老後の楽しみが一つできるのではないだろうか。


僕は、人生を長い目で見た時の趣味として「キャンプ」をひとつの楽しみとしている。

キャンプは、本当に長く楽しめる。子供が小さい時はファミリーキャンプとして家族と楽しんで、1人になればソロキャンプとして楽しむ事ができる。

そして、その1つ趣味からの派生で、キャンプツーリングをしたいと思うようになり、バイクの免許も取ろうと計画している。

今は今で、大切にしながら将来、時間ができた時の楽しみも見つけておくことが、人生豊かに過ごすということなのではないだろうか。

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