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『読書の習慣化』について振り返る

どうも、出戻り鰹です。
2週間ぶりのnoteですね。
前回は『外資系うさぎのちょこさん(noteでキャリア相談受付中)』さんのオマージュで、気合いを込めて濃いアウトプットをさせていただきました。

このnoteはとても有益です。
今回はそこまで濃いアウトプットではないです(苦笑)
※あの濃度は結構力必要です・・・ちょこさんスゴイ・・・

2021年から始めた読書習慣について、
改めて振り返り、気づきをシェアするnoteを書かせていただきます。

『読書』をしようと思ったきっかけ

なぜ私が読書をしようと思ったのか

何よりも「人のことがわからない」というストレスが理由です。
人間関係で衝突することが多く、それで悩むことが多い…
業務改善を推進していく中で、どうしても

  • 人とぶつかってしまう

  • なんでわかりあえないんだろう

というシーンは現在進行形であります。

こういったことを解消するために
『他社の価値観、考え方を理解できる人間になりたい』
『こういったことに正解があるのであれば知りたい』
という気持ちから読書するようになりました。

最初は『アジャイル開発』、『技術職なチームビルディング』
に興味がありました。今は内容を選ばずに、色々読んでいる状態です。

読み終えたらNotionに読書記録を取ります。
150冊読んでいました。(2021年から今までの読んだ冊数)

Notionで読書記録!

👆イイ感じのアプリに仕立ててバーコードリーダーも作ったりしています😎
本に触れることによって感じた『読書の良さ』に注目していきます。

読書にて得たこと

振り返ると、4つのポイントがあります。

『ヒトをわかろう』とすることについて


「そもそも人は分かり合えないものだ」という結論に傾いています。

すごく紹介したい、とても良い本があります。

過去の中で思い出しているのは、現在の価値観を支持するものなんですよね。現在の価値観が変わると、過去の思い出し方も変わる。(中略)
その中から意味づけしたいもの、ストーリーにしやすいものを選択している。

言葉のズレと共感幻想 折って考える 144ページ 佐渡島氏より

とそう考えると「人と人との経験、インプットされた情報」はそれぞれバラバラで「同じ感覚を持つ」ということ自体がそもそも難しい。

人は自分の見えている世界しか知らなくて、完全に主観的な一つの世界観を形成しているわけで、その外側の世界を受け付けません。

言葉のズレと共感幻想 善悪の判断基準 240ページ 佐渡島氏より

この文章はとても私に響きました。

偉大な名著とかを読んで、
「自分はこういうことが駄目だな」というところも学んでも、
実際は、それは一つの考えであって、
「自分はどうするか」っていうことを決めるのは、
蓄積された自分の経験と追加で手に入れた情報の産物によるもの、
そして、その時々の選択にしかすぎません。

他者の価値観を理解する、他者の考えを理解しようとしても、
自分が見えている断片的な部分と相手の発している情報を、
「どう切り取るか」
「どう見えるか」
この重なりが100%になることは不可能であるので共感そのものが幻想という解釈も十分に頷けます。

「事象」「情報」の受け止め方

何か嫌なことに出会った時、そのような時に限らず、
ある「事象」や「情報」、そういったものを受け止めたりするときに、
”どのように捉えるか”、共感という幻想について、もう少し深堀りします。

「事象」や「情報」に対する解釈、これは無限大に広がる空間です。
相手からもらった情報を、
『自分の経験上ではこう感じるけれども、他者から見たらどうなのか』
とか
『俯瞰して見たとき、どうなのか』
想像の領域が無限であって、捉える理解するっていう行為が人の立場、経験、知恵、過去による集合体であるからです。

例を出してみると

  • ポーランド出身の天文学者、コペルニクスが地動説を説いた

という中で「単純にそういうことが起こったんだな」
とだけ解釈する人も
『チ。ー地球の運動についてー』
というストーリーにまで想像を膨らませる魚豊さんのような方もいます。

「事象」や「情報」に対する解釈も無限大の広がりがあって、
人がどの点で解釈し、共存しているのか、視点の差分を埋めるなんて、
そもそもどんなことでも、とてつもなく難しいことだと思います。

「どの視点に立っているかわからない人同志で、共感しながら生きること自体、メチャメチャ難しくって、自分の捉え方との付き合い方なのかもな。」という感覚に行きつきました。

そういった見方の多様さに触れられることも読書の楽しさです。

読書に特別なルールはない

「固定観念の脱却」
これは『読書』という行為そのものにもいえます。

「本の文章は、全て全部しっかりと読みこまなければならない。」
ということも、制約は無くて、読む情報の取捨選択っていうものは
読者の自由です。

『「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック』や『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』も読みましたが、読み方も読書に対する価値観も人それぞれ。

総合すると自由に自分の良いように情報を得ているということが
共通項ではないかと感じます。

本という媒体であるメリットは、
著者が『あるテーマ』に対し、熟慮し、
編集者とアイディアをぶつけ合ってできたモノであるということ。
瞬間的な情報ではなく、前後の文脈や自分のペースで読み、
情報の理解の深度をコントロールできます。

そして著者の想いが詰まっていることから、
著者の価値観・考え方、そういったものを感じるには抜群の媒体です。
逆説的に考えると、それぐらい内容が重いものに対して、
完全に理解することはすごくカロリーがいることです。

そういった意味では
「あ、この人とは意見が合わないな」
とか、
「この情報は今求めてないな・・・」
という状態によって、
「どれぐらいの粒度で読もうかな」という調整で
知識の吸収だけではなく、
活かす、
学ぶ、
楽しむ、
想像する
といった楽しみがありますね。これ程楽しめることは、
文字という文明の素晴らしさを改めて感じさせられますね!!

ストレスを軽減する効果

さのちひろ|外資ITサバイバル英語(@IQ_Bocchi)さんのTwitter Spaceイベント「"非暴力コミュニケーション"を考える ~しごとスキルアップ夜会 feat.グラレコx読書会~」にて、登壇者のかおり(@mocca1103)さんが紹介されていた「キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ」という書籍を紹介されていました。

「6分間読書」というススメをされており、読書のストレス軽減効果も明記されています。私自身、頭に血が上りやすい性格ですが結構すっきりできることから、これからもCHILLタイムとして読書を続けていきたいものだと常々思います。

さのさんイベントで読書会にスピーカーとして参加できるので、今からとても楽しみです!

是非いらしてください。

このような格好をしてお待ちしております

書評も書きたいという想いもありますが・・・

せっかく読書が習慣化しつつあるので書評をアウトプットしたいという思いがあります。

しかしながら、まだまだ自分のボキャブラリー、文章も稚拙で
引用まみれの、ほとんどその著者の言葉になってしまう可能性が否めず、
一歩踏み出せてません・・・

ただその文章の中で、一つの部分だけでも
自分がどう思ったかっていう考察を、自分のコトバで論じれるよう、
少し自分のアウトプット術も高めたいと思います!!


最後に

これから2023年頑張っていきたいかなと思っています!
まずは「気ままに勉強会」でLT!

「Power Automate + Office Scriptで業務改善の事例の紹介」
をさせていただきますので、ぜひご興味がある方は聞きに行ってください。

そして先ほど紹介させていただいた読書会も、すごく面白い機会になると思います。
※鰹🐟は大ファンです

ワイン片手に聞きに来て下さい!
テーマは「キャリアショック」

2023年はMicrosoft MVPのタイトルを目指してnoteやQiitaから、学びから有益なテクニックまで、アウトプットも積極的に進めていきたいなと思います!
ぜひあたたかくお見守りいただければ幸いです、

今年も仲良くしてください。

Community・勉強会にもチャレンジ!塾長名乗ります!

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