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メタバース進化論が想像以上に面白い本だったので布教したい

出戻りガツオ🐟です。
今回のnoteは読書感想になります。

ITエンジニア本大賞で、購入し、コード・プログラムにおける設計について学びをくださったミノ駆動(@MinoDriven)先生の応援で、タイムラインから目が離せませんでした。

さすがミノ駆動(@MinoDriven)先生
ITエンジニア本大賞の受賞!おめでとうございます🎊🎊

私自身、Pythonなどコードを書く一人として、しっかりと吸収し、保守性・可読性に優れたプログラムの構築に精進していきたいものです。

同時にバーチャル美少女ねむ/Nem大賞作家になったよ♥(@nemchan_nel)先生「メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」もITエンジニア本大賞を受賞されていました。

メタバースの分野に疎く、その実態を知らなかったのですが、
この栄えある賞を受賞された本ということで、一体どんなことが書いてあるんだろう、と興味が尽きませんでした。

私自身、メタバースの活用事例はないのですが、
実際にVTuberとして活躍されているあきイカ@よわよわ🦑イカエンジニアVTuber(@akiikasakiika)さんには大変お世話になっております。

気付いていたら楽天ブックスの購入履歴に掲載されていて、
本を読み終え、noteを書いている、そんな状況です。

まさに新時代。第73回NHK紅白歌合戦でもAdoさんがウタとしてライブを
されていたことは記憶に新しい状況。

感想を書きましたのでお付き合いください。

メタバース進化論について

バーチャル美少女ねむ/Nem大賞作家になったよ♥(@nemchan_nel)先生による、メタバースという世界に対するガチ論文です。
強く言及したい部分は、ガチです

文化的・思想的な学問と紐づいた内容、そして大規模な調査に裏付けされた数字をもとに、メタバースに対する現状と今後の展望が書かれています。

技術論、これからの展望も交えた現状と未来の展望、
作者が感じられている課題、没頭して読書する機会になりました。

本書の特徴

  • 徹底したサービス別・地域別の調査が行われているファクトに基づいた論文である

  • 筆者の期待と深い洞察をいただける実体験

  • メタバースへの期待と展望そして、問題点の提起であること

どこの大先生なんだろう・・・と思ってしまうほどの様々な角度からの研究、読み応えが凄い本でした!

本の帯で「リアルがわかる!」とありましたが、
解像度500%以上で没入して考えることができた素晴らしい読書体験

私自身全くメタバースってどんな世界?くらいの認識でしたが、
是非アバターを作って参加してみたいなと常々思う内容になります

新たなバースが存在している事実

「メタバース」というと、Facebookのマークザッカーバーグが社名を「Meta」変え、事業内容をガラリと変えるほどのビジネス、というイメージがありました。

Metaのマーク・ザッカーバーグCEO

実際は既に世界が構築され、その世界を通じた社会が生まれていて、
活発に活動がなされている事実も初めて知りました。
この書籍は、著者がその世界に実際に住み、原住民として過ごしてきたからこその洞察に富んでいます。

技術・機材・世界観・歴史
こういった創造を人類が成し遂げ、どういう世界になることを願っているのか、筆者の気持ちが明確に伝わり、共感と今後このメタバースという世界がどう変化していくのか、注意深く見ていきたいと興味を強く持ち始める内容です。


メタバースとアイデンティティ

メタバースという世界は『レディ・プレイヤー1』のイメージが強いです。

好きな世界に行ける、好きな姿になれる、好きなコトが自由にできる

もし好きなことが出来るとしたら・・・

  • ガンダムに乗りたい!

  • デロリアンを運転したい!

  • スパイダーマンみたいに超人的な能力を手に入れたい!

こんな夢があります。

今のメタバースのサービスも既に夢に富んだ世界ですが、
会社によって、自由度にもギャップがあるようです。

自分を表現するアバター

自分がどんな姿をしたいか、どんなキャラクターで生きたいか、その自由が制限されているサービスもあるなど、メタバースを展開する会社の考えによってユーザーの自由度も変わってしまうようです。

となると、
どんな枠組みが持続可能か、公平か、多様な人が快適に過ごせる社会になるか、本当に難しい課題だと思います。

どんな人で過ごしたいかな?って考えながら、この本を読んでみていただきたいです。「あ!そうなんだ!」っていう発見も出会えますよ!

普段の自分と全く違う姿になる自由

SNSを通じた体験でも感じていますが、それ以上に濃く
「なりたい自分になる」という自由。書籍で多く取り上げられています。

さて、なりたい自分とは何なのか・・・。
本当の自分というもの、アイデンティティについて考えさせられます。

現実世界でも「会社の中での自分」「家族の中での自分」「SNS上の自分」「友達と話すときの自分」これも別々の自分です。

同じテンションや感覚でコミュニケーションは実際取らない。
話題や興味関心、人と人との距離感も含めて、それぞれ違う自分。

これを「分人」と表現されているのが平野啓一郎先生です。
ねむ先生の本でも引用されていて驚きました。

ちなみにドラゴン桜でも、センター試験で出題される文章の模範として紹介されています。もしかしたら、一節だけでも読まれた方は多いかもしれません。

メタバースではないですが「ドーン」という小説を含め、
分人主義」の考えは、平野先生の本で取り上げられます。

自分と重ねて少し考えると「出戻りガツオ🐟」っていうサングラスと魚の帽子をかぶった姿も私は一つの「分人」かもしれません。
業務改善と自分の夢に邁進する、ひとつの「分人」です。

この「分人」を通じて何かを成し遂げる姿、それが私のなりたい、好きな自分なのかもしれません。

「好きな自分になれる」というかけがえのない権利

この権利に対する尊重はもちろんのこと、
メタバースはこの書籍を通じて、
これから尊重されること、制限されること、定義されることが、
出てくる世界ということが、訴えられています。

まさに新時代が来ているという感覚を得られます。


新たな世界の枠組みを決めるということ

人類史で新たな世界に出会うとき、様々なストーリーがあったことは周知の事実です。

「メタバース」という楽しい空間の中で、
歴史の中で起きたつまらない権利争いや主義主張の争いは起きてほしくないもの。

人生を楽しむ可能性だけではなく、経済的な可能性や今までの常識がガラリと変わってしまう可能性が大いに含まれる可能性があるからこそ、そういった願いを持ちます。

ねむ(@nemchan_nel)先生は、現状の課題を、丁寧に列挙してくださっています。

まだ先の議論、と思っていても、最近のChatGPT、Bing AIの凄まじい勢いを見ていると、ふとしたときに急に世界が変わってしまう可能性も否めません。

メタバースにいってみたいと純粋に感じました。


Microsoftのちょまどさんとclusterの加藤さんのバーチャル結婚式

Microsoftのちょまど(@chomado)さんとclusterのNaoto Kato ∞ 加藤直人(@c_c_kato)さんの結婚式も、clusterで実施されるとのこと!

ねむ(@nemchan_nel)先生の書籍の効果も相まって、結婚祝いと同時に、メタバースを体験する良い機会かもしれません。

世界が知らず知らずのうちに大きく変化していく、
その過程を純粋に楽しみたいと感じさせていただける素晴らしい本でした!

とってもおススメですので是非読んでみてください!!

※ねむ先生にTwitterフォローしていただけてメチャメチャ嬉しい🐟✨


最後に

さのちひろ | 外資ITサバイバル英語(@IQ_Bocchi)さんの会にスピーカーで出ます(嬉しすぎ・・・(´;ω;`)

そして!!2023/2/22から魁!!鰹塾 本格始動!!やるぞ~🔥🔥

MetaLife

Qiitaもイイ感じの書けるようになってきたのでよろしければ!!

登壇予定もいくつかありますが、是非この奇人を使ってみたい!という要望があれば是非使ってみてください!

市民開発!日本のDXを盛り上げます!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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