見出し画像

ブランドとは何か

すっかり11月のブログ更新をすっ飛ばし12月になりましたが
先々月10/26(木)に、ようやくウェブショップでの販売が開始となりました。

沢山の試作を重ね、ようやく商品の型ができたので
あとはバリエーションを増やしつつ、
商品の細かな部分のこだわりをお伝えしたり、
ご購入いただく迄のスムーズな導線づくりなど
少しづつ工夫を重ねていきたいなと思っています。

ところで、お店をOPENさせるにあたって、ブランドとは何か?
を改めて考えてみたのです。

チャットGPTに聞いたところ

ブランドとは、商品やサービスを提供する企業や組織を識別するための名称、シンボル、デザイン、またはこれらの組み合わせのことを指します。ブランドは消費者に対して、商品やサービスの出所を示し、特定の品質、特徴、価値を約束する役割を果たします。

ブランドは、単に商品やサービスを識別するマークとしてだけでなく、企業のイメージや信用、個性を形成し、消費者の感情や態度に影響を与える重要な要素となります。そのため、企業はブランドの構築と管理に多くの労力を費やし、消費者との関係を築いていきます。

強いブランドは、消費者の選択を促し、忠誠心を高めることができ、市場での競争力を強化します。

チャットGPT

と。まぁそうですね。
としか言いようのない答えが返ってきました。

私が考える「ブランド」とは

一言で言うと「信頼」なのではないかと思うのです。

信頼というのは、漢字の通り「信じて頼る」ということ。
自分が信じて頼れると思う対象(=ブランド)に対して、
相応の価値を得られると思うからこそ
お金を支払うことができるわけです。

ブランドとはいわゆる高級ブランドだけの話ではなく
激安ショップや、著名人、飲食店、あらゆるメーカー etc…
自分の中で「こういうものだな」というざっくりしたイメージのあるものを
指しています。

300円のスマホスタンド。壊れたけど満足した話。

数か月前、初めて動画撮影用のスマホスタンドを購入したのです。
300円ショップでたまたま見つけて。
ワイヤーが自在に曲がっていろんな角度から撮影が出来るという優れもの!
300円なら!と購入して、10回くらいは使ったかもしれません。
ところがある日、そのワイヤーと付け根の部分が外れて使えなくなってしまったのです😿残念。

それで、私がどういう行動をとったか?
返品だ!不良品だ!と店舗に持って行った。
と思いますか?

いいえ。普通に大人しく不燃ごみに出しました。
そしてちょっとの間、スマホスタンドの無い生活を経て
たまたま家電量販店で似た商品があったので2000円ほどのものを購入しました。(そして、それは今のところ不具合なく使えています!)

さて、この話、最初からその2000円の商品を買っていたでしょうか?
初めてのくねくねワイヤーのスマホスタンド(見るからに壊れやすそう)に
2000円は出さなかったと思います。
でもたまたま見つけたものが300円だったからこそ
お試しに購入できて、その形状の便利さを確認できたわけです。
結果的にすぐに壊れてしまったものの
「300円ショップの商品よ、ありがとう!」とすら思いました。

そう。話を戻すと、そもそも300円ショップに対する私の信頼が
その程度だったということ。
結果的に、300円以上の対価は得られた気がしているので
数回の使用で壊れても満足しているのです。

苦情を受ける覚悟はあるのか?

そういうわけで商品を販売するにあたって
突き詰めると、販売者側がどうありたいか?
というのがブランドとなるに非常に重要だと感じたのです。
それが自ずと商品にも値段にも反映されてくる。

そう考えたときに、私は
商品が壊れた時に、ちゃんと苦情を受けたいタイプの生産者だなと
思ったのです。
300円ショップの「壊れてもまぁこんなものだな。」
で、済まされて、どれほどの耐久性があったのかも不明で
気づけば販売後、数か月でゴミになっている。
知る由もないことだけれど、もしそうなっていたら悲しいなと。

形のあるものなので
不具合で壊れたり、経年劣化で破れることはあるけれど、
もし希望されるなら修理、補修して使い続けてほしいなと。
それだけの信頼を得られるようにやっていきたいなと
心に決めたのでした。

追伸
チャットGPTの説明文を読み返したら、
結局は同じようなことを言っていましたね。さすがです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?