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基本の鹿ボーンブロスレシピ(低FODMAP食用)

水2Lで煮込み始める想定のレシピです。3Lのスロークッカーで作る場合、具材の量によっては水が入りきらない場合がありますが、水は鍋の大きさに合わせて適宜調整して下さい。
 野菜の種類と量は目安です。お好みによって調整して下さい。葉物野菜を使う場合は、煮込み過ぎると苦味や臭みの原因になりますので、煮込み終了直前や、温め直しの際にトッピング的に使用することがポイントです。
 骨とスジ肉の合計量を目安に、鹿以外の骨でも代用できます。(煮込み時間は、骨の径によって変わります。)

【レシピの転載・転用は固くお断りいたします】

●低FODMAP食用 基本の材料【2L分】
 一般食用と低FODMAP食用の違いは、使用するお酢と野菜の種類だけです。リンゴが高FODMAPのため、念のためお酢を玄米黒酢に変えています。酢酸自体は、煮込み時間の経過と共に揮発して行きます。
 大根・にんじんがベースになっていますので、和風だしのような、さっぱりとした味わいのボーンブロスに仕上がります。

・カット済み鹿骨(冷凍) 400g
・鹿スジ肉 250g
・ローリエ 1枚(香りを出すために手で半分に割る)
・オレガノ・タイム・クミン 各ひとつまみ
・生姜 1片 (微塵切り又は千切り・生姜パウダーでも可)
・水 2L(茹でこぼし、継ぎ足し分を除く)
・大根 1/3本(いちょう切り)
・にんじん 1〜2本(いちょう切り)
・赤ピーマン 3個(くし切り)又はプチトマト 4〜5個(ヘタを取る)
・レタス 1/3~1/4個
 (ざく切りにして、煮込み24時間後に投入する・入れなくてもOK) 
・お好みでパセリ 1/2束程度
 (微塵切りにして煮込み終了直前に投入する・イタリアンパセリでも可) 
・純米黒酢 大さじ2
・ぬちまーす 適宜
★ぬちまーすは、マグネシウム含有量が多い沖縄のお塩です。手に入りにくい場合は自然塩をご利用ください。

●作り方                                 ① 冷凍鹿骨とスジ肉は、鍋に入れる前に軽く水で洗い、野菜を切る間流水にさらしておく。
② レタスとパセリ以外の野菜を切る。
③ 鍋に2Lの水、鹿骨とスジ肉を入れ、沸騰寸前まで加熱する。
④湧き上がって来た灰汁をお玉(レードル)ですくい取ってから、煮汁を全部捨てる。
⑤ 鹿骨とスジ肉を入れた鍋に、再び2Lの水と酢大さじ2を入れて30分程度放置する(夏場は念のため、冷蔵庫に入れて放置して下さい)。
⑥ ⑤にローリエを入れて火にかける。灰汁は適宜すくい取りながら、 沸騰直前まで加熱する。                               ⑦野菜を投入して再度沸騰直前まで加熱。灰汁を取り、その後火を弱めて、水を注ぎ足しながら75℃以上98℃以下で36〜48時間煮込む。
★スロークッカーを使用する場合は、ここでクッカーに移す。スロークッカーは温度が上がるまでに時間がかかるので、最初のみ強に設定。フツフツと気泡が上がって来たら、弱に設定する。長時間放置する場合は、必ず蓋をして水分の蒸発を防ぐ。
◎煮込み1〜2時間後からは蓋をして水分の蒸発を防ぐと良い。火加減に注意。
◎レタスは煮込み24時間後に、ざく切りにして投入する。
◎ローリエ以外のハーブ・スパイスは、食べる直前か30分位前に入れる。香りがお好みでない場合は野菜投入時に入れて下さい。
◎パセリ(イタリアンパセリ)を使う場合は、煮込み終了直前に刻んで入れる。
⑧ 器に盛りつけ、ぬちまーす(塩)を入れる。
⑨3日以上ストックする場合は、ザルで濾して粗熱を取り、小分けして冷凍する。3日以内に食べ切る場合は、濾さずに蓋付き容器に入れて冷蔵庫で保管。毎日加熱してから食べる。
★油をとりたい場合は、MCTオイル/ココナッツオイル/ギー又はグラスフェッドバターを、飲む直前に加えます。