2019.3.30 リフレクションカードを使った振り返り会
別れと出会いの季節。
年度末のバタバタで気づいたら3月が終わっていた…
そんな方々も多かったのかなと思います。
そんな年度末の今日3月30日にbondplaceの賛助会員になってくださっている方々向けに「リフレクションカードを使った振り返り会」を開催しました。
リフレクションカードは、カードゲーム感覚でチーム内に深い対話を引き起こすカードセットです。
カードは4種類のカテゴリ、全63枚のカードで構成されています。
それぞれ、(1)テーマを決める、(2)話す内省をする、(3)聴く内省をする、(4)気づきを次へ生かす、の機能を持っており、お互いのビジョンや成功パターンの共有、チームが陥っている課題への気づきなど、自然と質の高い対話と内省(リフレクション)ができるように設計されています。
出典:https://hisa-magazine.net/rcard-r/
振り返りはすごく大事!でもやり方がよくわからない…
そんな方々の振り返りを手助けしてくれるのがこの「リフレクションカード」
誰しも最初から成功できる訳ではありません。
様々な失敗を繰り返しながら、その都度学んでできることを増やしていく。
ただ、何も考えずにただやっているだけでは同じ失敗を何度もしてしまいます。
大切なのは「何かを経験した後に、そこから学んで次に活かすこと!」その学びに欠かせないのが「振り返り(内省=リフレクション)」なのです。
■振り返りの進め方
リフレクションカードの使い方はぜひこちらの映像をご覧ください。
出典:https://hisa-magazine.net/rcard-r/
基本的には以下の4つのステップで進めていきます。
1.テーマを決める!
2.いろんな質問をする!(話す内省)
3.別の人の視点を入れる!(聞く内省)
4.気づきを言語化する!
今回は1人につき30分ほど時間をかけてじっくり振り返りを行いました。
自分が決めたテーマについて話した後、聞いてくれた人から質問をもらいます。この質問がおもしろい!
いろんな質問が書かれたカードを選んで質問されるのですが、なかなかきつい質問も存在します。
「あなたがそれを考えたり、それをやる意味ってありますか?」
「あなたが手放せないものは何ですか?」
いろんな質問に答えた後には、聞いてくれた人たちが気づいたことを発表します。
「この人の強みは何だと思いましたか?」
「この人は何を一旦保留するといいと思いましたか?」
など、カードに書かれた内容で聞いてくれた人たちの視点を取り入れていきます。
私は自分が話すときには「誰かのために」「相手のために」という視点が多く、「もっと自分自身を主語にして考えてもいいのではないか」と言われたときに、確かに仕事のことで自分を主語に考えることがなかったなって気づくことができました。
会場として使わせていただいた塩山駅前の9K舎
■参加してみての個人の気づき
最後にチェックアウトとして、全体を通しての気づきを発表しました。
私は、年度末で卒業や退職、新たな挑戦のために旅立つ人たちを見てすごく寂しい気持ちでした。
これまで頑張って積み重ねてきたものがなくなってしまうのが何だかすごく寂しかったんです。
ただ、今回の振り返り会でみなさんとたくさんお話しする中で「新しい挑戦をするために、一旦今までのものを終わりにして余白をつくることもアリなんだ!」ってことに気づきました。
終わることってなんだか悪いことばかりだと思っていたんですが、こうして次への挑戦のための前向きな終わりもあるんだということ。
私自身も来年度また新たな挑戦をしていくために、「何をやるか?」の前に「何を終わらせて余白を作るか?」を考えたいなって思いました。
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