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ほら、人のBluetoothつながったよ。pi!

人のつながりは、目に見えない電波が突然、Bluetoothみたいにつながるよって何度か書いたけど、突然このStay Homeの会えない状態でもPi!とつながる。
もう、距離とか場所とかそういう観念はないな。

私は忘れちゃならない、一応スペインタイルの作家という、(作家というと偉そうなので、タイル屋と呼んでもらってる)仕事をしていて、いろんなタイルやら陶器製品やらを作って、大流行りのマルシェとかネットとかで提供している。
スペインタイルとはなんぞや?について、まだお話ししていなかった(それ、大事でしょ・・・笑)ので、それは次回に説明するとして。・・
(しないんかい!)

(ちょっとだけ、説明すると・・)
世界中にあるタイルの技法で家の表札やSHOPのロゴなどを、すべて手描きでイラストや絵柄を入れて作っている。
よくある、モザイクタイルとは違うんです。陶芸に近いかな?
手描きした絵柄に釉薬を流し長時間焼成して、一つ一つオリジナルのものを作っているので、お客様のお持ちのイラストや、子どもさんのいたずら書き、オリジナルのロゴも、タイルとして再現できる。
家の顔である表札は、今はホームセンターでも作れるけど、やっぱりオリジナルのものが良いと言って、ご注文をいただくことが多い。
お店のロゴタイルは、もちろんお店のオリジナルデザインなので、同じようにお作りして、とても喜んでいただいています。
(ありがとうございます!)

まあ、タイルの話はこれくらいにして・・・(まだまだ長いので。)
(一応リンク貼っておきますので、ご興味のある方はご覧ください!)
https://www.instagram.com/boncuk_tile/

今年は、大好きなコーヒーをあまりに飲みすぎるので、あるきっかけもあってお茶に注目しようと思っていた。

ある時シィーシャという水タバコに出会って、これの原理でお茶を吸おうというプロジェクトに会った。
面白そうだったし、ナチュラルなお茶とアングラ感のあるシーシャとのコラボがおもしろそう!とつながったから。

もともと、トルコに長く関わっていたから、水タバコは知っていたが、吸ったことはなかった。
タバコもやめたし、ナチュラルな体に(ちょっと笑う、違うな・・)ちょっと戻ってきたので、水タバコが日本で流行っていると聞いてもあまりピンとこなかった。
でも、お茶を吸う?と聞いて面白い・・と思った。
この後、お出汁を吸うというのも出てくるんだけど、これも面白い。
これに出会ったのも、なにか縁だなとおもう。

そこから、お茶っていう言葉が頭に入ってきて、実は私のおばーちゃんは静岡出身だし、お茶はすごく美味しいものをいつも送ってもらっていたのに、全然見向きもしてなかったことに、気がついた。

昔は、お茶を本当によく飲む日本だったけど、残念ながら(というか、うちだけなのか?)お茶を急須で入れて飲むっていうことが、日常の暮らしから見えなくなって、今はコーヒーより特別なものになっている。
お茶は、奥の深いものなのだが、もう入り口すらも忘れて、知らない人になっていた。
SNSでも、若いお茶園の方などを見る、読むようになって、お茶に注目している若いかたが、こんなにも多いんだと、ちょっと反省と驚愕で、自分、日本にいてお茶、蔑ろにしすぎじゃん?と思っていたわけで。
複数あるお仕事でも、これからちょっとお茶にフューチャーして見ようと思い始めたところ。

本屋に行ったら、たまたま目の前にFRAUのお茶特集の雑誌があって、引き寄せられるように、手に取ってた。
(そういうこと、最近多いんだよね・・・流行りの引き寄せなんちゃら?)

そんなこんなで、お茶・・・!をちょっと意識しなきゃと思っていたところ、(ここでやっと、タイルとつながるんだけど・・)表札のタイルのご注文のメールをいただく。
以前から、マルシェでちょっとお会いすることのある方で、お茶を知りたいと思ったところ、この方のお店でお茶についてお話を聞きないな・・とずっと思っていた方から、突然お話をいただいて「おおおお!お茶が来てくれて、つながった!」とびっくりした。

なんとなくお茶について、知りたいと思っていたところに、お茶が「なかなかこんから、こっちから来たで!」って来てくれたようで、「お茶について、知るフェーズがやって来ました!・・ってことなのね」とちょっと運命のご連絡に嬉しくなった。
ご希望に添えるように、素敵なお茶のタイルを作ろうと思っている。

こうやって、人だけではなく、物事も全然思いもしないところでつながって、対面だけでなくネットでも見えない電波がつながる。
そして、その先にある世界が広がっていくわけだ。

もう、つながるように計画されているように、つながるので本当に面白い。
かの有名なスティーブ・ジョブズさんが、点と点が突然つながって一つのつながりができる、という感じのことを述べていたけど、今、人生長くやって来て、本当にあちらこちらに残して来た、色の違う点がたちが、突然つながって、一つの風景画になって見せてくれ始める。
いいことも、嫌なことも、すべて色んな色の点となって絵を構成する。

そして、これから、一体どう絵が描かれていくんだろうか?
この不安定な世の中、わからない未来ってのを、ワクワクしながら探っていくRPGゲームみたいな進み方も、結構楽しいですよ。

わかってる未来はない。
自分の知っている世界は意外に小さい。
何がくるのか、何が出るのか。
ワクワク楽しみながら、進んでいこう。


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