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お金の教育

✦✦ 子供の頃の刷り込み ✦✦

みなさんは親からこんな感じで言われたことないでしょうか?

「人前ではお金の話なんかするんじゃないよ。」
「お金お金って、お金にがめついと思われるからお金の話は止めなさい!」
とかって・・・。

私が子供の頃は良く言われました。
会社の社長とかでお金をたくさん稼いでいる人たちは、裏で悪いことしてるとか、お金は汗水垂らして身を粉にして稼ぐから価値があるんだとか、楽して稼いだお金はロクなお金じゃないとかってイメージを小さな頃に親から刷り込まれた気がします。

今になって思うのは、そうやって親や親戚のおばちゃんや祖父母から、「一生懸命働きなさい。一生懸命働いて稼いだお金は清くて正しいお金だよ。」って言われてきたから、大きくなったら人間て一生懸命働かないといけないんだってまんまと思い込まされたと・・・。

学校もそうです。一生懸命やることが大事であって結果は二の次。
そういうふうに教育されてきた日本人は、真面目に働きながら生きなければならないと刷り込まれていると思うのです。



✦✦ お金の教育 ✦✦

小さい頃から一生懸命働いてお金は稼ぐものだと刷り込まれた私は、20歳くらいになってもやっぱり一生懸命に労働してお金は稼ぐものと思っていました。

アルバイトも一生懸命。夜遅くまでアルバイトしてました。バイトで6時間立ちっぱなしってこともちょくちょくありました。お金を稼ぐのが楽しかったのは確かです。
ただ、稼いだお金は友人と出かけて飲食に使ったり、新しい洋服やバッグを買ったりして、直ぐに消えてました。

自分の過去を振り返ると、義務教育でも高校でもそう、特にお金の勉強って無かったなと思います。「経済」なんて科目はあっても、具体的に株式や投資信託や債券等の勉強ってまるっきりやってない。
世の中にたくさんある金融商品に関しては、ほとんど無知のまま私は、社会人になっていました。

社会人になりたての頃は、毎月入るお給料をもらっては「これで私も一人前だわ!」なんて思って、職場の仲間とお酒飲みに行ったり、旅行したりして、ろくに貯金もせず自転車操業みたいな生活をしてました。

そのうち結婚して、ローン組んでマンションや車も買って、子供も生まれて、子供に教育費がかかって、それはそれは夫婦共働きでも生活は苦しかったです。いま思えば、株式や投資信託等の金融商品に関してたくさん勉強して、コツコツと資産形成に励んでいればよかったと後悔しています。

お金の話をすると、嫌な顔をする人が結構います。
やはり、人前で話すことではないと思うのでしょうが、私たちが働く理由は、第一はお金を稼ぐことです。
お金が無ければ、生きていくことも、満足な教育を受けることも、ましてや旅行なんて行くことも、趣味も何もできないですし、大概の悩みの9割はお金で解決できると私は考えています。

昔は、普通預金の金利が6%とかって時代がありましたから、貯金だけしておけば結構な利息がついてきました。

でも現代は、普通預金の利息など無いに等しいです。
そして、現代は金融に関する知識は賢く生き抜くためにも必須の知識だと思います。お金に関する正しい教育が高校生までの間になされていないからか、金銭感覚を養う機会も無かったためか、本人の性格にもよるでしょうが、大人になってサラ金に手を出したり、カードローンで自己破産したりする人が結構います。

だから、これからはお金に目を背けず正面から向き合って、そして人前でも堂々とお金に関して話をしていくべきだと思います。
親も子供とお金に関して話をして、「お金の教育」ということをしっかり行っていかなければならないと思います。

そして、労働だけじゃなくて、株式や投資信託等でコツコツお金を稼ぐことは賢い稼ぎ方ですし、他の方法でも楽してお金を稼ぐことは効率的で決して悪いことではないと子供たちに教えていかなければならないと思っています。



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