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ギフトボックスを作りたい

包装紙に包まれた箱をどうぞってもらうと心躍ります。何が入っているのだろう?ワクワクしながら包みを解いて箱を開いてワッ!となる。贈る人も贈られる人も笑顔になります。

中学生の頃、倉敷駅の程近くにあったギフト用品のお店が大好きで、電車に乗ってよく通いました。リボンやプラスチック製の組み立て箱や包装紙、プレゼントに使う資材がたくさん置いてある白い店内。リボンは1cmから買えたのでギンガムチェックやタータンチェックや青と白のストライプ。少しずつ買って集めていました。当時の自分の周りにはない可愛らしさに触れてドキドキしてたな。あの頃から包装資材が大好き。

想いを箱に詰める

1人パン屋になって最初の頃に知人から「最近友達が少し元気がないのでパンを詰めてプレゼントしたい」とパンの注文をもらいました。思いやりのある注文だな、私も丁寧に美味しく焼いて2人共に笑顔になってもらいたい!そう思って焼いたのが初めてのギフトボックスでした。

思いを形にして届ける事、
なんて素敵なんだろう。

朝ごはんギフトセット(パンとスコーンとジャムとコーヒ)

1歳のお祝いパン(一升パン)

出産のお祝い・誕生日のお祝い・結婚式の引き出物としてパンと焼き菓子の詰め合わせ

お菓子詰め合わせをお持たせ用に(マフィン・ドーナツ・クッキー・ブラウニー)

当初ギフト展開をいろいろ考えていて、オリジナルのギフトボックスを400個程作りました。ギフトボックス、丸くて素敵なんだけど大きすぎてパンを詰め合わせると1箱7,000円ほどになってしまい、送料も大きさに合わせて高額になる為なかなか使えず、現在は一升パンのお祝い用の箱として使っています。

5年前のギフトボックス通販 猫のクッキーが入ってる

シュトレン・クグロフ・リースの形のショコラバゲット、下写真は12月のギフトボックス。1人パン屋時代の通販のギフトボックスは1日12箱作るのに精一杯。焼き上がったパンをラッピングしてグラシン紙を敷いた箱に詰めていく作業が楽しくて好きでした。パンや焼き菓子がキラキラと特別に見えるラッピングマジック。

店舗を構えてからは日々の営業で手一杯になってしまい、遊び心をパン焼きになかなか組み込めずに過ぎていきますが、頭の中にはいつも箱があって、これとこれを詰めたら素敵だなぁと妄想しながら焼いています。

つい先週、クッキーとジャムとスコーンとブラウニーを詰め合わせたギフトボックスを6つ用意してオープンしたのですが2箱は売れて、パンも焼き菓子も売り切れてしまうあたりで残りの4箱を崩して単品で売ってしまいました。

あぁ、思い通りにはいかないもんだ。
ギフトボックスは予約制に向いているのね。

美味しく食べていただけますように、
幸せのひとかけらになりますように、
思いを込めて焼いたパン達を
箱に詰めて
通販やお取り置きでもお届けできたらな。

bonbon店主


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