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STAFF募集で思うこと 続。

桜が咲いているのを見て幸せだなぁと思う今日この頃。車も窓を開けて走れるし、家でもデッキを全開に出来る開放感。
花粉は鼻をくすぐるけれど。

先日のスタッフ募集に30名ほどのお問い合わせを頂きました。
引き続き募集中。
面接まで繋がったのは4名ほどです。
今回の募集要項は
出勤日 週3ほどの営業日
時間  9:00−15:00(8:00-15:00も可)
通勤  駐車場有り 車通勤可
福利厚生 エプロン貸与
仕事内容
パン・焼き菓子の製造から販売まで全員で焼いて全員で販売する仕事形態です
時給  研修期間 850円からスタート
1ヶ月の研修期間を設けさせて頂き、1ヶ月後にお互い仕事継続の意思が合えば長期スタッフとして働いてもらいます
といった内容。

募集する時間帯が働きやすいからかいつもより問い合わせが多かったです。
DMでのやりとりの質問事項で多かったのが
週3以上の出勤は可能か
社員登用はあるか
社会保障はついているか
休憩時間は取らなくてもいいか
などでした。

コロナ前とは全く違う質問内容に時代が働き方が変わったんだと気付くのが遅かった事に気付く。

私の世代は子供を育てながら税金対策として社会保障はつけず旦那さんの扶養の範囲内で働くのが主流というか、国の政策が手厚いので当然の選択だったのだけど、結婚、子育ての選択肢も自由になっていて、生き方自体が個の自由選択時代。頭ではわかっていて、自分自身も当然受け入れて生きているつもりだったのだけど。

募集内容は扶養の範囲内で働けるパートさん募集
やってしまったなと頭を抱えました。

個人事業主なので社員を抱える選択肢は無いと決めつけ、お店に都合の良い条件で働いてくれる人を募集したのです。

個人事業主と株式会社と、今がちょうど分岐点。
私は会社にして事業を大きくしたい願望はなく、自分のペースでパンが焼けて、スタッフが生活ができて、そんな感じでやっていけたらいいなと思ってたのだけど、これから入ってくれるであろうスタッフの、扶養範囲ではない、個人で社会保障を支払いながら働く人達の受け入れ体制も整えていかないといけない。
扶養範囲で働きたいスタッフと個人で生活収入を得たいスタッフと、2通りの働き方があって必然。

GWは予算の立て直しが課題。
マンガばっかり読んでられないな。
すぐにすぐ方向転換できるかはまだわかりませんが、少しだけ働きたい人、程々に働きたい人、しっかり働きたい人がお互いの働き方を補い合って協力しあって働ける環境を作っていかないといけないな。



パン屋は体力が必要。粉は25kg、生地を混ぜるのも両手首の力を持っていかれる。天板も片手で持つと手首にかなりの負担。前屈みの成形作業。みんな一度は腱鞘炎を通る。スタッフに適度な休養と給料につながる仕事量と、考えることは山ほど。

いっそ何も考えずパンだけ焼けたらどれほど楽か。
なんてよく口にするけど、そうなるとやりがいも張り合いも達成感もないのよ。だからこそ、この都度つどの選択がきっと私の生きがい。

この春は精神的に一皮剝ける出来事がゆっくり押し寄せてきている感覚。

好奇心をくすぐってくれる人との出会いや出来事や繋がりがトントンと増えていて、置かれている環境の変化を感じています。

新しい何かを探すのも新しい環境に飛び込むのも春って感じでいいね。


私の近い未来の夢
パンにまつわるコンビニエンスストアを作る事。
パンとお菓子とコーヒーと紅茶と山手、総社の果物や野菜やお米やお茶、お皿やオリーブオイルやバター、カレーやスパイスも。

白いタイルにガラス張りのお店でパンのコンビニをしたい。
友人の「お皿とかパンにまつわる物を売ったらいいんじゃない?オリーブのウッドボードとか置いてほしいわー」その一言でどどどっとイメージが溢れ出す。
何気ない一言にセンスがある人。またお茶しながらカチカチの私の頭を溶かしてほしいわ。

そしていつかは小さな喫茶店。


 bonbon 店主

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#baker
#パン屋
#働き方改革
#将来の夢って何ですか





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