今日の投資経済ニュース 21.08.20
皆さんこんにちは。ボンバです。
さて、今日の気になるニュースを紹介します。
みずほ銀行 今年５回目のシステム障害
みずほフィナンシャルグループは今年５回目のシステム障害で一時全国の店舗の窓口で取引ができなくなり、坂井社長らが陳謝しました。
みずほ銀行とみずほ信託銀行ではシステム障害のため全国の店舗で一時、窓口での入出金や振り込みなどすべての取引ができない状態となりました。
会見では障害の原因について、１９日午後９時前にシステムの基幹部分と店舗の端末をつなぐ機器に障害が発生し、復旧作業を進めたものの、２０日朝の開店までに間に合わなかったと説明しました。
みずほ銀行では今年の２月から３月にかけて４度にわたり障害が発生し６月に再発防止策をまとめていました。坂井社長は「これから再発防止策をさらに強固なものにしていく必要がある」として、経営責任についても「それをしっかりやっていくことが私の責任のあり方だ」と述べています。
今日はシステムにとって辛い話です。世間からは、「またみずほかよ、何度同じこと繰り返せばいいんだ」という意見が多いですが、私自身システム関連の仕事をしていたため、かなり難易度の高いことをしていると思います。そもそもシステムの統合いう信じられないほど難易度の高い対応を実施できた訳ですので、それ自体が奇跡だと思っています。
とはいえなかなか不具合が許されない金融システムにとって残念ながら今回のは不祥事に捉えられてしまいます。
が、残念ながらこれが今の日本ITのレベルだと思います。
システムの不具合はなかなか理解されないのに加え、IT分野の待遇も良くならないことから、なかなか成長できない分野なのは仕方ないと諦めてしまうこともできず、かなり苦しい状況です。
2025年問題も控え、日本全体として厳しいところですが、まずは自分の力を高めていきたいところです。
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