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今日の投資経済ニュース 21.09.02

皆さんこんにちは。ボンバです。
さて、今日の気になるニュースを紹介します。

中国、オンラインゲームを1週間で3時間以内の規制導入 背景と効果は

中国当局は30日、18歳未満を対象にオンラインゲーム利用を1週間で計3時間に制限する新たなルールを導入した。ゲーム中毒問題の対策として必要な措置だとしている。
新ルールはオンラインゲーム業界の実行義務として打ち出され、この法律自体が違反した個人を処罰するわけではない。 

中国の未成年の約62.5%は頻繁にオンラインゲームで遊び、平日1日当たり2時間以上モバイルゲームをする未成年も13.2%に達している。
中国当局はここ数週間、子どもたちの健康と福祉を守る必要性を理由に、私立の塾産業や芸能人をもてはやす風潮も取り締まりつつある

中国では未成年はゲームにログインする際に実名と各自に国家が与えたID番号を使うことが義務化された実名検証システムを導入している。

9月1日から適用される新ルールは、18歳未満の子どもが月曜から木曜までオンラインゲームをすることを禁止し、金曜と土日、法定休日は午後8時から午後9時まで1時間だけの利用を認めている。

なかなかすごい規制がきました。これは中国にしか出来ない規制だと思います。やりすぎではとも感じますが、ゲーム自体やりすぎるのは良くないと思います。(私自身昔から散々ゲームをやりまくってきましたので、あまり声を大にしては言えないのですが)

面白いのは違反した場合、個人を罰するのではなく、企業を罰するところです。当然企業側は罰せられたくないため、提供しているゲームに規制をかけます。すると自然にユーザも遊べなくなると言うものです。

ネットゲームはデジタル阿片と言う話がありましたが、たしかにそうした中毒的なところもあると思っています。今回の取り組みの結果が出るのはしばらく先だと思いますが、結果次第では日本もゲーム規制について本格的に検討すべきかと思います。

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