2023/4/1 気になるニュース⑦ 続:小西文書問題、楽天銀行上場、藤井聡太六冠、名人戦へ
⭕ 気になるニュースの簡単なまとめ⑦
① 続:小西文書問題 3/31
✅ 参議院予算員会にて、1カ月にわたり「小西文書」を使って、高市大臣の辞職を狙ったが、何の成果もなく、また肝心な予算の議論もなく23年度予算は成立してしまいました。
立憲民主党の支持層には「遡及好き」が多い為なのか、超絶揚げ足取り政党はいつだってブレません。小西さんの参議院憲法審査会の「サル発言」もあり、この話はそろそろ「詰み」でしょう。
✅ 結論として
⭕ 放送法第4条の解釈は変更されていない。
⭕ 平成19年以降、番組や放送局に対して処分を下したことはない。
⭕ 公開された文書は総務省の行政文書であるが、記載内容の正確性が確認できないもの、作成の経緯が判明しないものがあると松本総務大臣は表明。総務省の行政文書管理簿にも掲載されていない。
⭕ 立憲民主党の議員の大臣罷免要求に対し、岸田首相は「文書の正確性が確認できないので、更迭はあまりに論理飛躍」
② 楽天銀行上場 3/22
✅ 楽天グループの楽天銀行が東証プライム市場に上場すると発表がありました。3/22
⭕ 価格条件
● 想定1株あたり1630円から1960円で、仮条件は 4/5に決定する。
(仮条件は1300~1400円に決定、4/9更新)
● ブックビルディングは 5日~11 日に行われ、公開価格は13 日に決定。
● 想定仮条件の上限で計算すると、時価総額は3330億円規模。
● 売り出しと新株を合わせてIPO(新規上場株式)は最大で1254億円。
⭕ 上場目的
● 発行社債の償還費(満期支払い)への充填が主な目的と思われます。
● ネット銀行口座数(1,230万口座、日本No.1)のさらなる拡大を促進し、それに伴う楽天経済圏への囲い込みによる売上のシェアアップ。(ヤフー、アマゾンに対抗)
● 親子上場をする事で、ネームバリューを生かした資産増強。
⭕ まとめ
● 上場後の楽天Gの楽天銀行株式所有割合は、100%から63.33%へ低下となるが、資金調達の為にはやむを得ない上場。
● 「モバイル事業は諦めない」という三木谷会長の意思表示。
③ 藤井聡太六冠、名人戦へ 4/5
✅ 藤井聡太竜王は2022年度を圧倒的な勝率(8割2分8厘)で将棋界を席捲し六冠を獲得しました。(竜王、王将、叡王、棋王、王位、棋聖)3/19
残すタイトルは、名人(渡辺名人)と王座(永瀬王座)
⭕ A級順位戦を7勝2敗とし(同率広瀬八段と挑戦者決定戦にて勝利)、4/5より開始される名人戦7番勝負の挑戦権を獲得しました。
⭕ 藤井聡太竜王が今回の名人位獲得(20歳11ヵ月)となると、谷川浩司十七世名人が1983年に樹立した最年少名人記録(21歳2ヵ月)を更新する事になります。
先日の棋王戦と同じく、渡辺明名人との対戦となります。渡辺名人が意地を見せるかが注目です。それともあっさりと藤井竜王がかっさらってしまうのか。何十年か前の王将戦7番勝負、羽生六冠と谷川王将の対決のような名勝負を期待しています。その時は谷川王将が防衛し、羽生六冠の七冠を阻止。
⭕ 実況などで「え、え~!?」「なんじゃこりゃ?」とか、そういう手が多い藤井竜王ですが、昔からパソコンでの研究に没頭していたとの事です。定石を外れた手の研究にはAI技術が圧倒的な手助けになるのでしょう。
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