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米国の政治経済株式

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#生産者物価指数

2024/5/18 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週は、4月 生産者物価指数 PPI(5/14)、4月 小売売上高(5/15)、4月 消費者物価指数 CPI(5/15)、について簡単にまとめてみました。 ① いきなりまとめ⭕ NASDAQにフォロースルーデー   今週の弱含む経済指標が総合的に「インフレの軟化」を示したと市場は受け止め、利下げ観測が前進、債権利回り低下、ハイテク株中心に機関投資家が大きく投資を再開、NASDAQは15日「フォロースルーデー」となり、上昇トレンド入りした。5/17、NYDOWもついに終

2024/2/17 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週は、1月消費者物価指数 CPI(2/13)、1月小売売上高(2/15)、1月生産者物価指数 PPI(2/16)について簡単にまとめてみました。 ① 1月 消費者物価指数 CPI 2/13⭕ 消費者物価指数(前年同月比) 総合 結果+3.1%(予想+2.9% 先月+3.4%) コア 結果+3.9%(予想+3.7% 先月+3.9%) ✅ 2024年1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなり、早期利下げ観測、3月会合での利下げ観測はほぼ消滅、5月会合も

2023/11/18 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国経済指標、米国 消費者物価指数 CPI(11/14)、米国 生産者物価指数 PPI(11/15)、米国 小売売上高(11/15)について簡単にまとめてみました。 ① 10月 消費者物価指数 CPI 11/14 ⭕ 消費者物価指数(前年同月比) 総合 結果+3.2% 予想+3.3% (先月+3.7%) コア 結果+4.0% 予想+4.1% (先月+4.1%) ✅ 総合、コア共に鈍化、市場予想を下回る結果に、FRBによる追加利上げ観測が著しく後退した。 ✅ イ

2023/10/14 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国経済指標、米国 生産者物価指数 PPI(10/11)、米国 消費者物価指数 CPI(10/12)、FOMC議事要旨について簡単にまとめてみました。 ① 9月 生産者物価指数 PPI 10/11⭕ 生産者物価指数 (前年同月比) 総合 結果+2.2% 予想+1.6% (先月+1.6%) コア 結果+2.7% 予想+2.3% (先月+2.5%) ★ 利上げバイアス ➡ ✅ 予想を大きく上回りました。直近で制御されていた生産者物価指数でしたが、原油価格の上昇に伴

2023/5/13 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国経済指標、消費者物価指数 CPI、生産者物価指数 PPI、米国債務上限について簡単にまとめてみました。 ① 4月 消費者物価指数 CPI 5/10⭕ インフレ率(前年比) 総合 結果+4.9% 予想+5.0% (先月+5.0%) コア 結果+5.5% 予想+5.5% (先月+5.6%) ★ 利上げバイアス ⤵ ✅ 明確なインフレ鈍化が進み前年比5%を切る。6/14開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)にて利上げ停止がほぼ織り込まれた。 (CME fedwa

2023/4/16 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国重要経済指標、消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI、小売売上高の簡単なまとめです。 ① 3月 消費者物価指数 CPI 4/12⭕ インフレ率(前年比) 総合 結果+5.0% 予想+5.2% 先月比-1.0% コア 結果+5.6% 予想+5.6% 先月比+0.1% ✅ 総合では先月比-1.0%と大幅に鈍化、ウクライナ戦争から一年経ち、原油や食料価格が前年比で落ち着いたのが大きな要因でしょう。そのため、コアの方が総合より高い数値となりました。(日本でも同様

2023/2/19 今週の米国経済指標まとめ

★ 今週の米国の重要経済指標を簡単にまとめてみました。 ① 1月 消費者物価指数 CPI 2/14● インフレ率(前年比) 総合 結果+6.4% 予想+6.2% コア 結果+5.6% 予想+5.5% ★ 市場予想より0.2%高く、FRBが期待していた程の成果は得られなかったとの事でした。また、指数対比では先月比+0.5%と上昇となり、利上げに対する警戒感が強まったとの意見が多いようです。 (1月指数 299.170 12月指数 296.797) ② 1月 小売売上高 2

2022/12/13 米国11月 CPI消費者物価指数

① 結果総合 +7.1%(市場予想+7.3%) コア +6.0%(市場予想+6.3%) ★ 2か月連続で市場予想を下回り、インフレはピークアウトしたとの見方が多く広がっています。  次回12/15に開催されるFOMC政策金利会合では+0.5%の利上げはほぼ確定しているとの事ですが、今回の結果を受け、利上げ鈍化期待(ターミナルレートの引き下げと運用期間の短縮)は膨らみ、パウエル議長の発言が今後も注目となります。 ② 影響 市場の反応★22:30 CPI発表直後、ドル売りが