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人が離れていく怖さ

こんにちは!桜が終わると、ネモフィラ満開の季節ですね!
春と言えば出会いと別れの季節ですね。

転勤や進学で、出会いと別れが多くなる季節。
私は転勤族家庭で育ったので、どうもこの季節はソワソワしがちです。

さて、今回は自分を取り囲む人間関係のことについて書いてみたいと思います。


変化するとき、人間関係も変わる

3年前、離婚を考える前まで私は主婦もしていたので、当時の人付き合いは、職場とママ友と少しの昔からの友達の付き合いくらいでした。

それが、夫婦関係がうまくいかなくなり、家の中で話す相手がいなくなると、私は家の外にコミュニケーションを求めるようになりました。

その当時一番よく話していた友達は今も変わらず毎日やり取りするほどの親友です。

そして離婚してから数年、現在の私の周囲の人付き合いは、ママ友から少し離れました。

同じ子育てをする立場でも、子供の父親である夫と暮らしている人と、ひとり親の低収入の私とでは、どうしても僻んでしまう自分がいて苦しくなるから。

この心理は離婚して数年のバツさんたちが通る道かもしれません。
別に同情してほしいわけでもなく、切実に経済的不安が精神的にもしんどいからなんですよね。

結婚していて、夫としては不仲でも父として子供と居てくれて家庭が機能してるのであれば、もし妻が病気などでダウンしても頼れる大人がいるって大きいよなって思うんです。でもひとり親ともなるとダウンしていられません、子供が病気・入院すれば仕事を休まないといけない。欠勤しただけ給料が減る仕事だと死活問題にもなってしまいます。

子育て環境での大人の人手は、1と2では大違い。だから夫婦がそろってる家庭のお話を聞くと、性格悪くなっちゃうんです、私がw。

でもね、「それをわかってて離婚したんでしょ」と言われればそれまでですが、家庭を継続することが私に加えて娘までも精神的破綻となると、それは離婚すべきじゃないですか。

だから離婚して今があるんです。

2番目の元夫にも、必要があってあえて辛辣な言葉をかけて決心してくれるよう仕向けましたが、8年も一緒にいたぶん、離れる不安というのもゼロではありませんでした。

シングルマザーを経て再婚してからの離婚だったので、最初の離婚よりも「ひとりになること」は怖さが大きかったです。

人のふり見て我が振りなおせ

出会いと別れ、何も恋愛ばかりではありません。

離婚後、交友関係を別方向に広げてみようと、地元のコミュニティに参加してみた中で、知り合った男の子が居ました。

一言でこの男の子の特徴を説明すると、「自分の鏡」でした。

年齢は10歳以上年下、育った環境も兄弟構成も血液型も色々共通点は探してみたものの共通点はナシ。

  • 他人の事となると、自分のことのように心配して世話を焼く

  • 他人を放っておけない、手を焼くことで自分を見出す

  • 情にもろい

  • 落ち込みやすく超寂しがり

  • 人に依存しがち

そんな中で上記のような性格の共通点があり、私が彼に助言したりお節介なことを言ってる内容は、すべて自分に言っているようで口にしながら耳が痛いという事ばっかり。

ほぼ毎日、今日何があった、と他愛ない話で連絡が来るようになり、いつしか「依存されてるな」と思うようにもなっていました。

そして私も彼に肩入れしすぎたんですね、気づけば私もこの男の子に依存気味で、感覚としては放っておけない弟のようでした。
そして私自身ちょっと苦しい感じもしていたんです。

抜け出さなきゃな、と思うようになったころ、彼は新たな依存先を見つけました。

そうして、私はこの男の子から距離を取ることにしたんです。

離れる時もまたちょっとした苦しさがありました、ヘルプサインをいつも送ってくるこの子がいることで、私は助けてあげないと、と思い込んでしまってたわけで。それがいつしか依存になってたわけです。

表面的なところで言えば、めんどくさい男の子に出会ってしまったな、と離れてすぐは思ってましたが、離れてみて自分がフラットに戻り始めると、どれだけ自分の弱い所が似ていたんだろう、こんなに客観的に自分の弱さ、思考クセ、ネガティブなパターンや、思い込みの自分を見せてくれる出会いもそうそうないだろうと思うようになり、今では感謝しかありません。

離婚した後の恋愛感情

離婚後、親しくなったずっと年上のある男性が居ました。
同じ離婚経験者で、すでにお子さんは成人している人。

子育ての面でも相談に乗ってくれて、精神的な部分でもよく支えてもらっていました。

込み入った話をすることも多く、いつしか信頼できる人になり、恋愛感情に変わります。

だけど、その人は遠方に住んでいる人で、長くお付き合いしている週末婚・事実婚状態のパートナーがいて、別れることはありませんでした。

他にもいろんな状況があり、先があるお付き合いは望めません。

しばらくは連絡を取り合ったりしていましたが、一生ひとりぼっちでいるのもさみしすぎるし、前を向こうと考え直して、私から連絡するのを辞め、もう会わない、と伝えました。…相手がダメ男性だとわかっていても、なんでも受け止めてくれて自分に都合がよかった信頼できる人を手放すっていうのは苦しいですね。

それでも向こうからは月に一度あるかないかで電話がかかってくることがあります。タイミングが合えば電話を取りますが、気づかないことも多くてほとんど取れてません。そして折返しはしてません。

離婚した後のぼっち感って毎回想像を超えますね。年齢を重ねるほどに。自由だけど不自由で。

恋愛感情ともなると、ひとりを好きになり、その「特別なひとり」を失うわけで。離婚後のその喪失感って、「もうこのままひとりぼっちなのかな」って思わず考えちゃうんですよね。

自分から距離を置き、自分の人生を前向きに進めようって決めたけど、人から離れるのはやっぱりつらい、離れる時はそう思うものですね。

ひとりでは居たくない

さて、先ほどの年下の男の子の話でも書いたコレ↓

  • 他人の事となると、自分のことのように心配して世話を焼く

  • 他人を放っておけない、手を焼くことで自分を見出す

  • 情にもろい

  • 落ち込みやすく超寂しがり

  • 人に依存しがち

ピンと来た人います?
実は「メンヘラ」の特徴でもあるんです。

私、メンヘラって他人事だと思ってたんですね、ほんとに(のんきなもんです)w。全部あてはまってるんですね、私。

メンヘラってなかなか満足しない人間で、「標準的」基準が、恋愛感情とか人間関係においてズレていることも多いんじゃないかと思います。

私は、あきらめが早い性分も持ち合わせているために、執着し始めても精神的に長く持たないときもよくあります。だから中途半端なメンヘラなんでしょうけどね。

年上の男性と離れてから、私の頭の中に思い浮かんだのはコレ↓

男は名前を付けて保存
女は上書き保存

私も上書き保存タイプなんです。

一人になったことをさみしい、孤独、将来不安、と凹んでるより、次へ行こうと考えるわけです。だからよくある「男が途絶えない女」になっちゃうんでしょうね。若いときからそうだったんです。

モテるわけじゃないんです。先日親友にも言われました。男性に対してのハードルが低い、と。よく言えば寛容、悪く言えばだれとでも付き合えるんじゃ?って感じに見えてもおかしくないですね。

でもひとりでいることに凹んでると、気持ち的にもきついのでやっぱり私は動くんです、成長してません。

だってもう40代に突入して、「女性」としての需要なんてますますなくなっていくばかり。

ひとりで居たくないなら、一日でも若いうちに地元でパートナー探しをした方がいい

開き直りもありました。
私が2度目の結婚で与えられなかった機会を取り戻したくもあったんです。
(それはまた今度の機会に)

知り合った人が次のパートナーとは限りません。
出会ってもうまくいかなければそこまで。
人と離れることを後なんかい繰り返すんだろうって思います。

ひとりでしばらく居れば?って声も聞こえてきそうですね。

そういえばこれ↓も親友に言われました。
「男性(恋愛)に夢見がちなところがあるよね。」と。

そうかもしれないな、と思うところはあります。
でも私、恋愛が趣味かもしれません(バカ)。

そういう意味では、メンヘラ気質を自覚しても、特定の人とかかわりを持つことはやっぱり楽しくて好きなので、そこはお馬鹿さんなんだろうと思います。

さみしがり屋の一人好きの私は、人間観察も楽しくて。
もっと言えば、恋愛初期の知り合う楽しさはきっと蜜の味なんです。
でもそういう部分も自覚してるので、飽きてお別れするようならさすがに付き合ったりはしません。

でもね、私が結婚願望がつよかったのは、夫婦連れ添って生きていく事が美しいと思っていたところがあるからなんです。

実際再婚してまでも離婚に至ったのは、やっぱり自分の見る目のなさと、吟味不足だったんだろうなと思うので、私は結婚する判断はできない、とは思ってます。

でも孤独死はしたくないので(笑)。パートナーは私には必要だな、と未だに思ってます。

(アレ?やっぱり学んでないよね?w)

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