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✈️3:スペイン(中編②)

5日目以降、旅行中の画像がスマホに残っていたので写真とともに振り返ります。

5日目 世界遺産ミハス
ミハスは家の屋根や外壁を全て白くしていることから、「白い街」と呼ばれていた。

添乗員さんの解説では、スペイン人のお金持ちが別荘地としたり、老後に住む場所として選ぶことが多いそうだ。
その為、お年寄りが多いと言っていた。

到着すると、あまりにも美しい街で驚いた。
白い家々が並び、窓にはお花が飾られており、どこもかしこも絵本みたい…と感動した。確かに程よく田舎で美しい景色もある街なら老後に住みたくなるのもわかる気がする。

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写真を撮るのは得意な方ではないがそれでもどの写真も比較的綺麗に撮れていた。
ギリシャにも白い街がある、と知っていたが似たような雰囲気なのだろうか。
街も賑やかな都会の雰囲気ではなく海と白い街の景観がどこかリゾート地のような落ち着いた場所といった印象でこのスペインの旅でかなり好きな場所となった。

ミハスでの観光時間は2〜3時間と限られていた為、友人と街並みの美しさに写真を撮りながらお土産店へ。
添乗員さんの案内で「AMAPOLA」という押花を使ったアクセサリーショップへ向かった。地元で採れた花を押し花にしてブローチやピアス、ネックレスにしている。デザインが洗練されていて素敵だった。
日本人のスタッフがおり、日本語も通じるからか日本人観光客が多かった。ただ、ここでしか買えないと思うと購買意欲が湧くもので、自分用にブローチとピアスを購入、母へのお土産用にネックレスを購入。

お昼はバルへ。
カウンター席だとテーブル席より料金が安くなる。友人とカウンター席へ座り、パンとチーズ、生ハムを注文。2人でシェアするつもりで1人分頼んだ。チーズが厚切りですごく美味…。

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写真に載せていないが生ハム(ハモンセラーノ)も食べている。ミハスでの滞在時間は短かったがとても大好きな街になっていた。離れがたかった。

バスで移動し、古都・グラナダへ。
グラナダではアルハンブラ宮殿へ向かった。
駐車場で降りて現地に住む日本人ガイドさんと合流→指定時間に入城、といった形だ。日本人ガイドさんからイヤホンを渡され、解説を受けながら宮殿を回った。ミハスの天気は晴れだったが、グラナダは雨で、宮殿に着いた頃には雪になっていた。寒すぎる。

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アルハンブラ宮殿はイスラム教徒が支配していた時代、グラナダ王国が建国された13世紀以降に建てられた宮殿だ。中は細かい装飾が美しく、絢爛豪華だった。キリスト教徒との戦いで陥落した悲しい歴史もある。寒さに震えながら宮殿を回った。

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6日目 バレンシア
午前中はほぼ移動。バレンシアに行く途中、昼食でサービスエリアへ寄った。
スペインに来て驚いたのは、どこ行ってもアジア人と見ると必ず「ニーハオ」と現地の人達に声かけられること。
ツアーのみんなで困り笑いしていると、やっと違うと気づき、他のアジアの国の言葉「アンニョンハセヨ」「コンニチワ」と話しかけてくる。
サービスエリアに入ると社会科見学中の子供達に囲まれ、小学生達から「ニーハオ!」と声をかけられた。

違うよ、と否定したくなったがふと、私も日本で外国の旅行者を見かけると国籍問わず「ハロー」と声をかけてしまう事に気づいた。
英語圏ではない国の旅行者たちもいる、そんな中でとりあえずハローと声かけていたのは失礼だったのかもしれない。そう思うと複雑な気持ちになり否定できずに笑顔で返した。

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昼食には鶏肉とポテト、オムレツ、そしてオレンジジュース
なんともジャンキーだがどれもすごく美味しかった。


夕方、バレンシアについた頃、気候が温かい事に気づいた。
地中海性気候だろうか。

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街並みをツアーで30分程見学した後、自由行動時間があったので大通りにあったカフェに入った。
カフェではホットチョコとイチゴ、そして炭酸なしのお水を購入。

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チュロスを食べた時にも思ったが、スペインのホットチョコはビターチョコばかりだ。フォンデュするからなのだろうか…。
逆にイチゴはあまり甘くない。やはり日本のイチゴは品種改良されている分すごく甘いのだ、と実感。
だが、ホットチョコとイチゴの組み合わせは最高だった。

友人と雑談していると、カフェのガラス越しにジローラモ風イケオジが新聞片手に歩いてくるのを見かけた。
モデルみたい…と友人と見とれているとジローラモ(仮)が私と友人の視線に気づき、近づいてきた。
気づかれた、と焦って目を離し怒られるのでは…と冷や冷やしていたが心配は杞憂だった。
ガラス越しにニッコリ笑ってウインクして去って行ったので、しばらく友人と放心状態になっていた。
10代の心を奪ったおじさん…なんて罪深い…

バレンシアの思い出は全てジローラモ(仮)に持っていかれた。笑


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