ラ・フォル・ジュルネに行ってきました

5月3日~5日にかけて開催されている、クラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ」に初めて行ってきました。今回はホールAで行われたピアノとオーケストラの演奏を聴いてきました。曲目は3曲、全てラヴェルの曲で1曲目は亡き王女のためのパヴァーヌ、2曲目はピアノ協奏曲ト長調、3曲目はボレロです。ピアノの演奏は2曲目のみでした。感想は素晴らしいの一言に尽きます。ホールで聴く演奏は素晴らしいものでした。ペンシルママはピアノを習っているので、特にピアノの演奏が楽しみでしたが、ピアニストの方の演奏をモニター越しに見られてその動きと筋肉にもびっくりしました。ピアノ協奏曲ト長調は速いテンポと遅いテンポの両方組み合わさった曲でしたが、その速さと力強さはすさまじいものがあり、たとえ何十年ピアノを続けてもこの曲にたどり着けるか難しいのではないか・・といえる曲ではないかと思いました。
ボレロでは、ドラムを演奏している人が最初から最後までずっと一貫して叩き続けていたのが本当に大変そうだと感じました。

コンサートの時間がどれも大体45分なので、まだ小学生になったばかりの娘と一緒に楽しむには良い時間でした。ペンギンママが観賞したコンサートは夜の時間で6歳未満は入場不可のコンサートでしたが、0歳からOKというものと3歳からOKというものもあり、子連れファミリーも楽しめるのが良いです。
朝から夜までタイムテーブルがあり、自分の聞きたい曲のチケットを購入します。チケットは1枚当たり2500~3000円と、クラシックコンサートにしては手の届きやすい値段であり、服装もカジュアルで大丈夫です。

ペンギンママがチケットを購入したのは開催1週間くらい前のことでしたが、この時点で既に小規模ホールのチケットはほぼ完売で、大ホール(オーケストラ)のチケットしかほとんど残っていませんでした。オーケストラの演奏は素晴らしいですが、ピアノメインで聴きたいと思っていたので、もっと早めにチケットを取る必要があったのだとわかりました。来年はもっと早く予約しようと思います。

会場はシェイクシャックやクリスピークリームドーナツといったカフェやキッチンカーもあり、会場の外にもテラス席が沢山ありました。なのでお腹が空いたときの食事には困りませんが、混雑していてなかなか空いている席を見つけることは難しそうです。
ラフォルジュルネはそもそも有料チケットのコンサートと無料のコンサートがあります。有料のチケットを持っている場合ホールEがおすすめです。こちらはチケットを持っている人だけが入れる場所です。ここでも様々な音楽家のいろんな音楽ジャンルのコンサートを随時行っていますし、帝国ホテルのカフェもあります。お土産物もあったようです。席もたくさんあるので、外の席よりはこちらの方が席を確保しやすいように思いました。帝国ホテルのカフェでは、ドリンクと、カレーライス、クリームチーズプルッツエルやプチフール、チョコレート、ソフトクリームなど販売していました。ソフトクリームは小ぶりで400円、粘り気があり、クリーム感の強い濃厚なソフトクリームを頂けました。プチフールは600円で5個の小さなケーキが楽しめます。今回購入していませんが、スティックチョコレートは以前通っていた紅茶教室でも紅茶とのマリアージュに何度か出されていたもので、紅茶の先生お墨付きの美味しさです。演奏を聴きながらソフトクリームを食べて、夜のコンサートまでの時間つぶしをしていました。
GWの初日、家族でクラシック音楽を楽しめた夜となりました。毎年GWの楽しみができました。また来年も参加したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?