見出し画像

わたしをあらわすもの

好きな芸人に空気階段を挙げると混乱を招くので、とりあえずチョコプラから徐々に様子見してます。志邑です。

この前の夕飯中に、どういう流れかはもう忘れてしまったんだけど、「自分をもので表すと何か」という話になって。

「もの」か〜って。
なにかな、もの……と考えているうちに、どなたかが「渓谷」という話をしていて、あ、そういうのでもいいんだ、うごくものでも、動物でも……

あーでもわたし無機物かな。
少なくとも動かないものな気がするな。
そう思って家の中にあるものを色々見てみる。
ハンガー、カーテン、カトラリー、テレビ……ぐるぐる。

あ!と急に思いついた。
「一枚板の、オーダーメイドの、木のテーブル」
これでどうでしょう。

なんでかな〜って、聞かれてから、結構直感?雰囲気?で言ってしまったので考えてみた。
けど、その日はほんわかとしか答えられなかったので、あらためてきちんと考えてみた。

まずひとつは、さっきの通りで「動かないもの」だなと思った。
頑固で、こだわりが強くて、人に言われたからって揺るがないヤツだな、わたし。

ふたつ目は、こだわりにもつながるけど「独自理論とかルールにしたがって生きてる」みたいなところが、オーダーメイドだなって思う。
自分の人生、自分でつくってるって気がする。
でも、家具職人がつくってんだよね。
あくまでも、オーダーする側でしかない、そんな感覚。

みっつ目は「木」。
木というか植物、生き物はみんなどうやったって、環境で育ち方って変わっていく。
でも木は年輪という形で、その環境や自分自身の与えた影響が見えている、そんな感じが、木だなって思う。

よっつ目は、最初と一緒だけど、頑固で、自分として芯がぶれなくて、だから合板じゃなくて「一枚板」かなって。

そんで、その一枚板の木をテーブルにしようって思ったのは、人とわたしの関わり合い方に「テーブルって不可欠だな」って思ったから。

そんじゃなんで不可欠なんだろな。
考えた結果、わたしにとってのテーブルって3つ意味がある。

まず「対話」の具現化。
人の話聞くの好き、聞いてもらうのも好き。
そういう対話を表すモチーフとしてのテーブル。

そして「距離」の可視化。
わたし結構パーソナルスペース広めなので、人との距離は程よく保っていたいな、と思う。
その距離を目に見えるもので表現したら、テーブル。

最後は「思考」の一覧化。
考えていること(自分のも、人のも)を整理するとき、一回広げて、机の上にぐちゃあ〜てしてから、キレイに並べる。
その時の、思考を広げるのに必要な場所としてあるもの。
テーブルはテーブルでも、表とか、データを並べる方のテーブル、みたいな意味合いもあるかな。

こうなりたい、っていうのもあるかもしれないけど「一枚板のオーダーメイドのテーブル」、それがわたしをあらわすもの。

考えてみると楽しいし、自分を知れるし。
人のを聞くと、その人のことも、またちょっぴり知れる気がします。

では、Salut!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?