自主学習ノート【第29回】サイトマップ
今回はサイトマップについてです。
サイトマップをしっかりと設定するかしないかで、
インデックスされるスピードも違うし、
クローラーの回遊性も大幅に変わります。
ここでは以下の4つについてまとめます。
・サイトマップとは
・XMLサイトマップ
・HTMLサイトマップ
・良いサイトマップと悪いサイトマップの違い
1.サイトマップとは
サイトマップとは、サイトにどのようなコンテンツがあるのかを一覧でまとめて見れるページの事です。
サイトマップには、ユーザーや検索エンジンにサイトの内容をわかりやすく伝える役割があり、以下2つの種類があります。
・XMLサイトマップ→検索エンジンにサイトの内容を伝える(クローラビリティ向上)
・HTMLサイトマップ→ユーザーにサイトの内容を伝える(ユーザビリティ向上)
SEO効果を高めるためには、両方とも作成した方が良いです。
2.XMLサイトマップ
XMLサイトマップの役割はGoogleにサイトの存在を認知してもらう事です。
XMLサイトマップのメリット
・検索エンジンが通常のクロール処理では検出できないページを知らせる事ができる。
・新しいページの存在をより早くクローラーに認知してもらえる。
XMLサイトマップ作成の流れ
①プラグイン「Google XML Sitemaps」インストール
②各種設定
詳しくは以下のページをご覧ください。
手動で作成する方法もありますが、プラグインを使って自動作成する方法推奨です。
理由は、その方が簡単で時間がかからないからです。
XMLサイトマップをGoogleに伝える
①Google Search Consoleにログインして、メニュー→サイトマップ
②「新しいサイトマップの追加」に「sitemap.xml」と入力
③送信をクリック
④送信されたサイトマップに「成功しました」と出たら完了
もし、ここでクローラーに訪問して欲しくないページがあれば、robots.txtを設定する必要があります。
なお、プラグイン「Google XML Sitemaps」をインストールしてあると、自動でrobots.txtが生成されるので設定の必要はありません。
3.HTMLサイトマップ
HTMLサイトマップの役割は、ユーザーが見たいコンテンツがどこにあるのかを分かってもらうことです。
つまり、サイトのユーザビリティ向上が目的です。
サイト内の各コンテンツをカテゴリー毎にリスト形式で表示すると良いです。
HTMLサイトマップ作成の流れ
①プラグイン「PS Auto Sitemap」インストール
②サイトマップのページを用意
③PS Auto Sitemapの設定を行う
詳しくは以下のページをご覧ください。
こちらも手動で出来ますが、プラグインでの自動作成が推奨です。
サイトマップ作成時間を短縮させ、その時間を質の高いコンテンツ作成に充てましょう。
4.良いサイトマップと悪いサイトマップの違い
良いサイトマップとは下記です。
・ユーザーにとって見やすいこと(色分け、階層構造の視覚化、サイトマップの位置)
・クローラーに認知されていること
サイトマップの位置はトップページ、フッター、グローバルナビゲーションが良いです。
悪いサイトマップとは
・ユーザーがサイトマップに行く事が出来ない
・クローラーに認知されていない
そもそもユーザーがサイトマップにたどり着けないのは論外です。