見出し画像

グリーフケアの視点をヒントに

6月28日は、第3回「行いがわたしを導く時間」でした。

今回のテーマは、「自分自身を知ろう」。

1.グリーフケアの視点をヒントに

まず、自身が学んでいるグリーフケアの事を少しお話しました。

その話の直前には、用意していた紙にとりあえず「グリーフ」について知っていること、またはまったく知らない、などを書いてもらいました。

講師の尾角光美さんは「なくしたものとつながる生き方」の著書であるので、その著書からプロフィールと尾角さんが活動を始められるきっかけを書いておられる個所を音読しました。


グリーフと言う言葉は、はっきりとした日本語訳をされずにグリーフという言葉のまま日本でも広がってきているようです。私が学んでいるリヴオンさんでは、「大切な人、ものなどを失うことによって生じる その人なりの自然な反応、感情、プロセスのこと」と説明されています。

今回もそちらを紹介しながら、グリーフでの影響を4つの方向から説明したのち、簡単なアートワークをみなさんにトライしていただきました。

2.ワーク1

自身の「グリーフ」における感情(→実際はもっと詳細に指定)を

オノマトペや言葉で表現してもらう

3.ワーク2

全員のワーク用紙から、4つ感情の言葉を選びそれを色鉛筆で表現

今回用意した紙がつるつるでうまく鉛筆がのらないというハプニングがありつつも、結構みなさん楽しんで書いてくださいました。

4.ワーク3 みんなが書いたものを鑑賞

3で書いた紙を模造紙にならべ、全員で鑑賞しながら質問し合う

5.ワーク4 「グリーフ」の分かち合い

最後は、4名ずつに分かれ、自身のグリーフ体験について3分ずつ語りあっててもらいました。

普段はお寺の行事でバタバタな中ですので、こういう風に自分の人生についての分かち合いの場というのは取れてこなかったように思います。

尾角さんの思いや、これまでの行動がこうして日本の隅っこのお寺の活動にも届き、新しい場の可能性が開いた事を身体で実感できる講座だったと思います。尾角さん、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました。これからも今回のことを参考にこういった場の創造にチャレンジしていきます。

6.いただいた感想より

■ いろんな思い、悩みがそれぞれあるんだなと思いました

■ 各々のグリーフについてお話を聞けて、自分の思っていた事と似たことであったりして、安心できる部分もありました。

■ 当初はマイナスイメージでしたが、最後のグループ会で大きく変化しました。

今後お寺の坊守【BM】を盛り上げるための資金にいたします。