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いつまでもあると思うな

昨年、プロ野球界で超大物選手が引退された。

松坂大輔選手である。

松坂選手は、日米両方で活躍し、
数々の記録を作ってきた
日本球界最高の投手の1人である。

かつては、僕も野球少年として、
あの力強いストレートと投球フォームに
かなり憧れていた。

輝かしい成績とケガとの戦い
その両方を併せ持つかなり濃い
野球生活であったのではないかと
1ファンとして感じる。


引退発表の直後、多くの労いの言葉と
引退を惜しむ声、現役時代を振り返り松坂選手を
評価する声がSNS上で流れているのを見た。

しかし、僕は昔から納得いっていないことがあった。

なぜ、人は物事が終わってから、
 その物事を賞賛するのだろう?


物事には必ず、
始まりがあれば終わりがある
それがどんな形であれ、絶対だ。


他のジャンルを例に取ってみよう。

2020年の活動を持って、
活動休止となった人気アイドルグループの「」。

2019年1月27日に活動休止を発表した直後、
一晩にしてファンクラブの会員数は
10万人以上増加
した。

少年誌の人気漫画「ワンピース
単行本60巻を発売した際に、
作者の尾田栄一郎先生が「丁度中間地点」と
発言したことで、初週200万部越え、
ワンピース総売り上げ2億冊を達成した。

上記のように、例を挙げればキリがないが、
物事の終わりを意識することで、
人はいつも以上に注目し賞賛する。

逆に言えば、
終わりを意識することができれば、
もう少しやさしい気持ちで接することが
できるのではないかと考える。


いつまでもあると思うな

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