運動会
ご無沙汰しております。ボンボンです。
先日、次男の運動会がありました。6年生になった次男氏。
夏休み中に自転車を乗り回した結果、かなり体力が上がったようで、徒競走で一番を取れるようになったから、俺の活躍を見に来てくれ!との前情報をもらい、どれどれ(っ´ω`c)と楽しみに見てきました。
イマドキの徒競走は、昔と少しちがっております。
一学期に行われる体力測定で、走るスピードをチェックして、だいたい同じくらいのスピードの子どもたちを集めてレースするのです。
私がかつて、背の順で味わった圧倒的なスピードの差はどの組もほとんど無く、むしろどのレースも最後まで勝敗がわからないようなドキドキワクワクのいい勝負!それぞれの子ども達がそれぞれの力具合で切磋琢磨しておりました。
そして、見事に1位を獲得ヾ(≧∇≦)おぉ~!素晴らしい。よくがんばった!足の遅い子たちの組で走った次男氏。それでも、1位になれるって自信がつきます。
運動が苦手な子が味わってきた敗北感と屈辱。そしてますます体を動かすことが嫌いになる負のループはずいぶん緩和されつつあるようです。
そんな、のりのりだった次男氏。徒競走の後に行われた6年生の種目は障害物競走。どんなことをやるのかと言うと、なわとび、段ボールキャタピラー、玉入れ、借り物競走ならぬ、借り人競走でリレーするというもの。次男は借り人競走担当で、しかもアンカーを任されたというじゃないですか!
いいのか?次男で…(;・д・)大丈夫かね…。
はらはらしながら見ておりましたら、次男のクラスの子が途中でいろいろとアクシデントに見舞われてしまい、他のクラスとの間にとんでもなく大きな差ができてしまったのです。トラック1周以上の距離を遅れてしまった次男のクラス。次男にバトンが回ってくるよりもはるか前に他のクラスは競技を終えてしまいました。
これ…(・_・;)次男はどうするんだろうか…
ラスト1周の子達はみんな一人きりでトラックを走り、なわとびを飛び、段ボールキャタピラーをまわします。会場はかわいそうに…というなんとも言えない哀れみモード。段ボールキャタピラーの次は玉入れです。
ここで少し転機が(〃'▽'〃)ちょうど音楽が切り替わったのです。流れた曲はアルマゲドンのテーマ曲
エアロスミスのミス・ア・シング
クラス1背が高く、足の速い子が爆走&ダンク!玉入れなのにダンク!
ヾ(≧∇≦)いいぞ!かっけー!と盛り上がりをとりもどしたところで、次男にバトンが回ってきました。
借り人を探し、一緒に判定員の所まで全力で走ります。ちゃんと全力です。競ってくれる相手は居ないんですが、借り人として協力してくれたお友達も一緒にダッシュ!
ミッションクリアーの白旗がバッ!と上がったその時、音楽はクライマックスを迎えたのです。
Don’t want to close my eyes♪
I don't want to fall asleep♪
’Cause I'd miss you baby♪
その瞬間
拳を高く上げてガッツポーズを決めた次男氏。そのまま拳を突き上げながら音楽に合わせるように、ゴールへとゆったりと向かっていった。
なぜかみんな感動…(´ー`)
何これ。なんか泣けるんですけど。美味しいところ全部もっていったよ次男。なんかかっこいヤツになっとるやないか。
みんなの視線を我が物にして、拍手喝采を浴びた次男氏。人の心が動くのは、良い時とか成功した時とは限らないね。むしろ、イレギュラーへの対処っていうのは人の心を掴んでしまう。
ここで、心を掴めるかどうか。それはその人次第なわけだけど、次男にはそう言う力があるんだなぁ。としみじみしていたら、お友達のお母さんたちが、一様に褒めてくださった。
そ…育ったなぁ…(≧◇≦)母ちゃんうれしい!自慢の息子だよ!
次男が最高の結末を演出してくれたおかげで、遅れた原因を作ってしまった子たちは、救われたようだ。
終わりよければすべてよし。とはよく言ったもので、誰かを責めたり、ダメ出しをする気持ちは感動が取り払ってくれちゃって、
「まあ、最後次男が決めてくれたからいいじゃん!」
と、運動会の後もクラス内は和やかなムードで終わることができたようです。
良かった良かった。本番で失敗しちゃった子たちは後味悪かっただろうし、少しでもそれが和らいだのならチームワークとしてバッチリだもんね(〃'▽'〃)
次男は狙ってやったわけじゃない。単にそれが次男の性格なだけなんだけど、色んな子がクラスにいるってことが良い方向に働くのを見ていると本当に子どもを育ててて良かったなぁ。なんて思うのでした。
お気に召しましたら、サポートよろしくお願いいたします。癒しのマドンナから(ФωФ)(◉ω◉)(=❛・❛=)5万にゃんポイントが贈られます。サポートは(ФωФ)(◉ω◉)アタシ達のごはんになるのにゃん♪ちゅーる!食べたいにゃん♡