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規則性を好む並べるの好きな男の子

規則性を好む並べるの好きな男の子

これが、うちの次男が赤ちゃんからキッズになった頃に感じた資質。

この時私は考えた。この子を伸ばす方法は何だろう。

兄とは少し方向性が違うようだが、おおむね男の子っぽいあるあるがたくさん存在しているようだ。

どうやら、この子は法則、規則性を駆使して世界を理解したいという欲求があるのだろう。

彼の振る舞いが感情的で情緒的な事と、彼が物事を理解する方法は全く別物のようだ。理解したい、分かりたい、知りたいという欲求を満たして、世界を広げてあげることは、彼の情緒が安定する事に繋がるようだった。

物事を論理的にとらえ、法則性をみつけ、法則の中で遊ぶ姿は、さながら「おっさん」だった。とてもじゃないが、1、2歳児のすることではなかった。この子の中には「オタクのおっさん」がいる…。見た目は子ども中身は大人!どこかで聞いたフレーズのような、幼少期の次男の中身にあわせて、ロジックを用いた話しをしてくれる大人は皆無であった。まあ、当たり前の話し。なんせ、見た目はただの2歳児だから。

法則性を好む遊びの代表格が電車遊び。レールを敷き、そのレールに沿って電車が走る。一定のリズムでガタガタと音を立て、動力を使って進んでいく様は、法則性、規則性、ロジックの集結した格好の遊びで、夢中で遊んだ。いや、いまだに夢中で遊んでいるwwwたぶん、一生物だと思う(о´∀`о)

決められたルールの中で遊び、それに夢中になるというのはかなり大人っぽい事で、たいていの2歳児ならば、もっとめちゃくちゃな遊びをする。ルールがあってないような遊びを繰り広げるのが小さな子どもの特徴であり、その遊びには再現性は無い。毎回違う展開が発生しそして全く違う所に着地する。なんなら着地しないwww

けれど、電車遊びが好きな子というのは、法則に忠実で、ルールを重んじ、再現性のある遊びの中に起こるハプニングを楽しみ、ハプニングから軌道を修正し、また再現性の中に戻す。これはものすごい事。男の子にはそういうタイプの子がたくさんいる。うちの長男も次男ほどではないけれど、元は電車遊び好きで法則性のある遊びをかなり低年齢の頃からやっていた。

法則性のある遊びを好むという事から、法則性のある事柄で学びたい、理解したいという欲求がこの子にはある。と思ったかつての私は、「全てにおいて法則をみつけ説明してあげよう」と思ってしまったwww実際には全ては無理で。そりゃそうだ。だいたいでしかないのだけど、かなりの物事を理屈で説明すると言うことを始めたのでした。

理屈でロジックで、論理で法則で科学で、なーんて事を、中身は「おっさん」の我が子相手にするのがなかなかに面白くってね(о´∀`о)ロジックって女同士の会話ではまず出てこない。言っても理解されないこともあるし、まぁなんていうか、感情的に受け入れられないってな事でバッサリ切られるwwwだからどんどん言わなくなるよねー。そこは空気読まなきゃならんわけです。そして、お付き合いそのものがだんだん薄れていく…。(ノ∀`)アチャー

感情や情緒は根本的な部分だから当たり前なんだけど、悪い方向に向かっている時や舵取りが難しい時には再現性の高いロジックってものはかなり役に立つ。ロジックはツール。お金とか眼鏡とか電動工具とかと一緒だなといつも思う。道具そのものには対した意味は無いし、根本的なものでもなんでもない。けれど、道具を使えば様々な事ができて、そして再現性が上がる。再現性や効率が上がったからといってそれが全てにはならない。どこまでもそういうもの。使い方を間違えたり使い所を間違えれば何の効果も無いか、大惨事を招くことだってある。

そんなこんなで、息子達との会話や遊びなんかがとっても楽しかった。最近はあんまり遊んでくれないけど…。


間違ったことを教えてもいけないし、分かりにくい法則でもダメ、かといって単純なものでは満足してくれない。いやいや本当に息子たちのおかげで、たくさん勉強させてもらったのですよ。あんなに勉強するのが嫌いだった学生時代の私からは想像できないほどの本を読みましたね〜。文字ばっかりのヤツをあんなに読む事になるとは、本当に人生何が起こるかわかりませんね(≧∀≦)

幼少期は彼らが興味関心のある事を伝えれていればよかったわけですが、次男が小学校に上がり対人関係トラブルが多発してきたあたりから、人間という生き物の事や、対人関係にまで説明する機会がどんどん増えていきました。最もロジックが成立しない世界を、どうにかこうにかあたりを付けながら。実生活に役立つツールになるように、できる限り体系づけて説明する。そう。説明しなくちゃならない。なんせ、感情論や根性論では納得しない。それが次男の特徴だから。感じる事よりも、理解したいのですよ。うちの次男は。だから母ちゃんは説明する。何でなのか。どうしてそうなるのか。どこを辿ってそこに行き着いているのか、そこから解決策を考える。腑に落ちればなんてこと無いのですよ。モヤモヤしたまま、宙ぶらりんではいられないのです。合点がいってしまえば、そのケースはクリアとなってしまう。

シラミ潰しとか、ローラー作戦とかそんな感じの地道な説明会&対策会議の上に今の次男は立っている。いつの間にか、外側の見た目も育っていき、学年も高学年となり、責任を持たされる年齢になってきた次男は、これまでにやってきた事が実を結び始めている様子です。

ここから先もきっといろいろあるのでしょうが、彼の凸部分は彼を助けるし、彼の凸部分は誰かの役に立つこともあるでしょう。しかし、彼の凸部分は見る角度によっては凹みであり、それは彼だけではなくどの人も、凸と凹は同じ場所でTPOやタイミングによって違うと言うだけの事。だから自己卑下したりせず、何度でも転び何度でも起き上がれるように、母は励ましの言葉と勇気付けをできたらいいなと思っています。


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