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発達障害児 自分のできる事をすることで生まれた好循環

我が家の次男は発達障害(ASD/ADHD)の特性上、とても忘れ物が多かったり、様々な物が散らかって片付けが苦手だったりしますが、絵を描いたり、工作をしたりすることが得意で、夢中になって様々な作品を作ってくれます。

最近は、自作の鬼滅グッズを作成して学校へ持っていったことろ、お友だちから『私のも作って』『僕のも作って』と注文が入り、鬼滅風消しゴムのカバーや、キャラクターの絵を写して色を塗ったものをプレゼントしていました。

次男( ´∀`)『みんなが、作って作ってって言うからさぁ〜今日も忙しいよ』

なんていいながら、せっせと作ってはプレゼント。作ってはプレゼント。

そんな事を繰り返していたある日、下校時間にちょうど雨が上がり、登校時に使った傘を学校に置いてきてしまった日がありました。

本人は、傘を忘れた事すら気がついて居なかったのですが、次男が傘を忘れている事に気がついたクラスメイトの子が、わざわざ家まで傘を届けに来てくれました。後で分かった事ですが、そのお友だちにも鬼滅風グッズを頼まれて作ってあげたのだそうです。

何か言うわけでも無く、当然の事のように傘を届けてくれたクラスメイトの子。子どもたちはスマートですね♪

梅雨の時期に傘を忘れたのでは明日が困るだろうからと、極々、自然に生まれた助け合いがとても嬉しかった。

苦手な部分を助けてもらえる人間関係を作る事は、次男にとって大切なこと。

物をあげたから生まれたフォローではなかったと思う。もちろんそうした部分もあっただろうけれど、得意が生かされて、得意で相手の役にたった。それがあったからこその良い流れであり、好循環だった。こうしたプロセスを体験できることは、とても重要な学びだと感じます。

好循環に入る為には、やはり自らが働きかける必要があると言うこと。

自らが働きかけ、得意なことで役にたてるようにしていれば、自然と別の形で、あなたの役に立てる人に助けられる。

次男よ。できることをより磨け!

これまでもたくさんの絵を描いてきたし、工作もしてきた。アイデアやクオリティが磨かれてうまくマッチングするようになってきたこともあるだろうし、何より鬼滅の刃というストーリーや人物に興味が湧いたことで、一緒に楽しめるようになったことも良かった。様々な成長があって、助け合いの好循環に入ることができたのだと思う。

傘を忘れないための工夫はもちろん大切だと思う。けれど、いくらそれをしたところで、ミスや、間違いや、忘れ物は何度でも起こる。何度でも起こるのが人間ってものだと思う。

ないものねだりは、結果的に自分を苦しめる。持てる力で、できることで、十分に役に立つ。

持てる力でバカをみることがある。
持てる力で失敗することがある。
持てる力で迷惑をかけることがある。
けれど、
持てる力でなら、役に立てる事が必ずある。

無いものでバカをみて、無いもので失敗して、無いもので迷惑をかけて終わってしまうと、悪循環になる。

大丈夫。きっと君は役に立てるし、好循環を自分から作り出せるよ。大丈夫。これからだってそうなんだよ。それが君のすばらしい力。きっと他にもあるはずなんだ。一緒に考えよう!

子ども達の力が、もっとキラキラ輝きますように☆

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