教えるは学び
お年玉は全て漫画に注ぎ込んだ小6兄ちゃんと、お年玉は全て鉄道模型に注ぎ込んだ小4次男(о´∀`о)いいねいいね〜♫
兄ちゃんは、物語が大好き。はじめて夢中になったお話はきかんしゃトーマスだった。
次男は、乗り物が大好き。はじめて夢中になった乗り物は、電車だった。
似たような物が好きな事もあったし、ずいぶん違ったことに興味を示したりもする。そんな兄弟はお互いにいろいろと影響しあっていたりして面白い。
私が子育てで気をつけている事。それは、先回りしないこと。
私は、子どもたちの興味関心のある事にアシストする事はあっても、同じ目線で楽しんだりしないように気をつけている。たまたま、二人とも男の子で、私と思考回路も趣味思考も全然違うので、やりやすいなと感じています。
好きな事とかやりたい事とかって、勝手にどんどん進めていきたくなる。子どもっていくら止めたってやりたい事をやっちゃうものです。夢中になるほどの何かがあるって、とってもステキなこと(^_^)ぜひその情熱と共に成長して欲しい部分があるのです。
それは、伝える力。
彼らの夢中になっている事で、先生をやってもらうようにして、色々なことを教えてもらっています。私は、できるだけいつも彼らに教わり、そして彼らの後をついていくか、ついていかなかったりもします。←けっこう冷たいのよ。
兄ちゃんからは、漫画の内容や、注目ポイントだったり、次はどの作品が流行りそうかとか、どのキャラが作品内でどんな役割なのかとか、古い漫画の設定や演出が今とどう違うのかや、漫画がアニメ化した時に感じる事など。
次男からは、電車の車体の形式や仕様や、走っている地方や、イラストを描く時の構図のポイントや、鉄道模型の仕組みやメンテナンス方法や、鉄オタはどんな所に着目しているのかなど。
子ども先生には色々なことを質問する。すると子どもたちは得意げにオタクネタを披露するのだけれど、それは、オタクネタが分かっているもの同士がツーカーでする会話。何も知らない人やよく分かっていない人には届かない。専門用語には解説が必要だし、熱を帯びて語っても相手に興味が無ければ聞いてもらえない。
誰かに何かを伝えるというのは、かなり難しい事。自分が思っている事を伝えようとした時に、相手も同じ様な気持ちだったり、その分野について詳しかったりすれば、言葉を端折ったり、アレ、コレ、ソレのような言葉でもある程度、意志の疎通ができてしまう。その状態はとても楽で、そして楽しい。だからもっともっとのめり込むだろうし、求めると思う。人間は楽をしたい生き物だから。
家族というのは、意志の疎通がしやすい。一緒にいる時間が長くなると本当に言葉では無い部分で分かり合ってしまったり、タイミングが合ってしまったりする。
伝えようとしなくても伝わるのであれば、とても楽だけれど、それ以上の学びや成長は無い。伝える力は、家庭の外で覚えれば済む話しとしてしまうのはちょっともったいないと感じるのです。
習慣というのは大きな力になるものですから、伝えようとする機会を親が奪ってしまってはいけない。かといって、嫌いな事や苦しい事と共に習慣付けようというのはかなり無理があります。好きな事と共に上手く取り入れておきたい。そうやって、好きな事と共に学んだことが、例えば嫌な事があった時や、苦しいことがあった時に、ヘルプを伝え、どこをどうヘルプしてほしいのかを伝える。そんな時に自分を助ける力になるかもしれないし、誰かの話しの中で端折った部分が何なのか分かるようになるかもしれない。
コミュニケーションに凹みのある発達障害児、次男にとって相手の話の中に暗黙のルールや隠された気持ちや、端折った言葉の一部に『なんとなく分かる』が含まれて行くことは、とてもとても生活を楽にしてくれる。家族という場所でも外でのコミュニケーションに役立つような関わりというのは無数にあるはず。それを見つけ出して、そして日常の中に溶け込ませていく。そうして少しずつ歩みを進める。
相手が端折った言葉以上に、自分が言葉を端折ったり、話の進行がぶっ飛んでいたり、自分よがりだったりする。大人でもそうなのだから、言葉を扱う経験の浅い子どもたちには難易度が高い。
誰かに何かを教えるというのは、伝える力をつけるのにとても効果的。教える為には伝わらなくちゃどうにもならない。上手く伝えられて初めて「教える」の第一歩を踏み出す。
教えるために、言葉を考える。
教える為に、知識をつけようとする。
教える為に、順番を考える。
教える為にした事が、自分の理解を深めることに繋がり、よりその分野について身になっていく。
何を学んでもいい。それは後に自分を助ける事になる。
(^_^)楽しんで学んでね。
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