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怠惰な私のへんてこ子育て

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怠惰な性格の私が、母親になると子育てはこうなってしまう。へんてこだけど、だいたい幸せで、まあまあいい感じ。
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#発達障害

メンタルコントロール

発達障害児の次男の課題はずっと、メンタルコントロール。これに尽きる。 子どもにとって自分をコントロールする事はとても難しい。発達障害を抱えていればなおのこと。 次男は勉強ができないんじゃなくて、勉強が嫌い。嫌いをこじらせて、できないを作り出しちゃったものだから、5年生の冬休みは大嫌いな算数三昧の計算漬けだった。まだ続いているけど、もうそろそろ終わりは近い。 嫌いな事や、嫌な事を我慢してこなす。 これができる子は多分、定型発達の子なんだろう。 我慢している事と、こなす

発達障害児と睡眠

全てが発達障害に由来するわけでは無いと思いますが、次男(小5)はとても寝るのが下手です。上手く睡眠が取れないので、とてもロングスリーパーで、朝もなかなか起きられません。 普段はロングスリープしてしまえば、どうにか帳尻が合っているのですが、次の日に特別な何かが待っている日は…全然眠れなくなってしまいます。 子どもですので、遠足の前日はワクワクして眠れない。というのはあるあるだと思うのですが、発達障害があるとプラスαになってしまっている部分は大いにあるなと感じます。 テンシ

発達障害児 次男 成長記録

先日、次男たち5年生は林間学校に行く事ができました。 こんな状態にも関わらず、緊急事態宣言の合間を縫うようにベストタイミングで林間学校へ行けたことは奇跡です。 今年の6年生は、昨年、林間学校には行けませんでした。そして、今年の修学旅行も予定されていた時に緊急事態宣言が延長になり、修学旅行も延期となっています。ここまでくると、行ける時にとっとと行かないとすぐに一年が終わってしまいます。どうか6年生が修学旅行にいけますように。 次男たち5年生は、緊急事態宣言が解除されている

悪口を言ってる人の事が知りたい次男

発達障害児(ASD/ADHD)次男にとって相手の事を想像するというのは難しいこと。 これまでも悪口を言ってくる相手の気持ちとか、状況とかそういった事はたくさんたくさん説明してきた。 次男「そーゆーんじゃない。何かって言うのはわかんないけど、でもなんつーか。そーゆーんじゃない。そして納得いかねぇ」 と、言うんですねぇ。う〜ん。何が知りたいんだろうか。他に何か私から伝えられる事が残っているんだろうか。そう思って、宿題にして一晩寝かせてみた。 次男が知りたいことがどうかは、

自分を大切に扱う練習

次男(小5)は発達障害児。いろいろなトラブルに見舞われたり、生活のアレコレに不具合を抱えてしまう事が多い。 それは人格的な問題ではなくて、単純に順番や方法が間違っていたり、彼に合わなかったりしているだけ。いわゆる一般的な方法論が彼には当てはまらないことがある。ただそれだけの事。誤学習してしまったが為に起こるトラブルや不具合がしばしば。特に新しい環境に慣れる事が難しい一学期にはよく起こる。 人は他人に起きた失敗やネガティブな事に対して、「そういう人」と言って内面的、あるいは

発達障害児、次男の成長記録 小5

今日は5年生の担任の先生と面談をしていただきました。 なんとなんと、次男はめちゃめちゃ成長しておりました! 「クラスを最も明るく元気にしてくれるムードメーカーですよお母さん」 これまでも確かにそう言われていたけれど、今年はちょっと違う。いや、すごく違う。 今までは、よく言えば元気があって明るいっていう存在。よく笑うし、バカもやるし、ふざけたりもするし、元気があってよろしい!ってやつ。子どもらしくていいね。って感じのムードメーカー。 今年の次男は今までとは違う。本当に

どうして子どもたちは不安が大きいのか 不安とはなんのためにあるのか

それは脳の働きによるもの。 お久しぶりです。皆さまいかがお過ごしでしょうか?ボンボンは元気でやっております(о´∀`о) 息子たちは、新しい環境に戸惑いや不安を抱えながらも踏ん張っております。今年は、長男が中学生になったので、初めてだらけで気が抜けません。初めての中間テストを終えて部活動が始まるゴールデンウィークあけ辺りにはまだまだ波がありそうです。 次男はといえば、発達障害特有の新しい環境への対応の苦手さから、この時期は毎年心理的にかなり不安定な状態が続きます。心の支

「正しい理解」に感じる違和感

我が家には発達障害の夫と息子がおりますので、障害についての専門的な書籍を読む機会が多くあります。やテレビやネット動画などの特集などもよく見ます。障害だけではなく、ジェンダーや年齢、人種などなど様々な差別を受ける場面がたくさんの人に関係している事は良い事とは思えません。 どの人にとっても暮らしやすく安心できる環境である事が目指す方向であることに間違いはないと思うのですが、多くの発信に登場する 「正しい理解」を求める事に違和感を感じる事があるのです。 確かに、「正しい理解」

委員会は何をやる?発達障害児次男に向いているのは何だろう

新年度からは小5の次男。5年生からはいろいろな事を任される。通学班の副班長さんにも名乗りを上げた次男に、長男からものすごく素敵なアドバイスをもらった。 兄『お前さ、児童会やりなよ』 私『おぉっ!それはいいね!きっと向いてるなぁ』 弟『児童会って委員会なの?』 兄『そうだよ。あの、選挙のやつね、この間みたでしょ?』 弟『うん』 兄『例えばさ、イベントとか企画して実行したりしてるんだよ。ほら、図書室でシールのイベントやってたじゃん。あれも児童会が企画してやってんだよ』

「お願いします」は大事

誰かに何かを頼む時、「お願いします」と言うのは礼儀として教わった。至極当然の最低限の礼儀。でも、私にとって「お願いします」という言葉は礼儀の言葉という位置づけだけでは無いのです。それが、何なのかなかなか上手く言葉で言い表せなかったのですが、フォローしているnoterさんがあちこちでジェンダーのお話しや、ハラスメントのお話しを書かれていて、いろいろ私の中にあったモヤモヤしたものが言語化してきたので、書いてみようと思う。 これから書くことは、ひょっとしたら誰かをとても傷つけてし

成長を祝うフィードバック

子どもたちが成長しているのかどうなのか。大人には分かっても、子ども本人にはわからない事がたくさんあります。 改めて実感する為のフィードバックは、その子にとってとても良い刺激となるものです。ほんのわずかな成長を祝い、フィードバックし、『私』を作るお手伝いをする。子育てにおいてとても重要なサポートです。 子どもたちは、混沌の中に生き、不安定な精神や肉体を持ち、迷い、もがき、苦しんでいます。 無邪気に笑っていられる子どもたちを見て、昔を思い出し、うらやましく思う大人の目線には

発達障害児の愚痴とかんしゃく

かつて毎日のようにかんしゃくを起こし、暴れまわり、パニックを起こし他人と共に居ることが難しく、学校にもいけなくなってしまった、発達障害児、次男。現在、小学4年生になりました。今では、驚くほど、愚痴らないし、かんしゃくも起こさなくなり、大好きな趣味と、楽しい仲間たちと共に快適な生活を送っております。 愚痴が止めどなく溢れ、かんしゃくやパニックを起こしていた頃と今とでは何か違うのか? それは、全体像が分かってきた事、対処方法を学んだ事、長く悩みや愚痴、パニックやかんしゃくの世

教えるは学び

お年玉は全て漫画に注ぎ込んだ小6兄ちゃんと、お年玉は全て鉄道模型に注ぎ込んだ小4次男(о´∀`о)いいねいいね〜♫ 兄ちゃんは、物語が大好き。はじめて夢中になったお話はきかんしゃトーマスだった。 次男は、乗り物が大好き。はじめて夢中になった乗り物は、電車だった。 似たような物が好きな事もあったし、ずいぶん違ったことに興味を示したりもする。そんな兄弟はお互いにいろいろと影響しあっていたりして面白い。 私が子育てで気をつけている事。それは、先回りしないこと。 私は、子ど

私noteを書くときにこんな事を考えています

私が書いているnoteは大きく分けて2つ。 子育ての事 猫の事 noteを始めた頃にいろいろ考えてテーマを絞ったのです。最近は何だかんだで、自分の事とかもちょいちょい書いていたり、ステキなnoterさんを紹介したりもするのだけど、メインテーマの2つから離れた話題は最小限にしています。 子育ての事の中でも一番はやっぱり、発達障害児の育児についてをメインテーマで書きたいと思って続けています。 発達障害児の育児についてを語るものは世の中にけっこうあって、私もそれらを参考にし