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家族の半分は発達障害

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発達障害者とその家族からみた世界や日常生活。学校の事、仕事の事、投薬の事、二次障害の事などをまとめています。
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#大人の発達障害

私がカサンドラ症候群にならない理由

今の私は、カサンドラ症候群からけっこう遠いところにいる。 夫(ASD/ADHD)のようなタイプと一緒にいられるというのは、私にはとても快適と感じているの。そういう相性ってものはやっぱりあると思う。 『とーちゃんは、今夜帰ってきません』みたいな事はままある。一所に留まっていられない。そういう性分の夫。しかも、たとえそれが家族だったとしても長く一緒には居られない。それってキツイ人にはキツイだろうなと思う。けれど、私はそういうあなたと一緒になれて良かったと本当に思っている。

くすぐりって大事!⊂(・▽・⊂)コチョコチョ〜という療育

ボディーイメージがあまりハッキリしない発達障害児、次男。だいたい、1、2年生くらいまでは、かなりあやふやでした。誰かにぶつかったり、ちょうどいい距離を取ることがとても難しかった。近づき過ぎたり、遠過ぎたり。 次男にとって、どれくらいの距離がその時々でちょうどいいのか?っていうのはものすごく難しいことなのです。ちょうどいいって簡単にやっているようで、実はとても複雑な事をやっている。 パーソナルスペースというものが感じられない次男は、パーソナルスペースを目で見て理解できるよう

きじとらリボンちゃん召喚【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話はこちら↑ 我が家にかわいいかわいいリボンちゃんがやって来たのは、夫がうつ病一年半目、息子が一学期の終わりに学校へ行けなくなってその後迎えた新学期、9月の連休を控えた頃の出来事。 『猫が飼いたい』 『猫と暮らしたい』 『ね~こ!ね~こ!』 毎日のように息子たちが私に言ってきました。確かに、うつ病の

夫、救急車で運ばれる 学校へ行けなくなった息子はその時

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話はこちら↑ 夫のうつ病は数年間続きました。今回は、まだ一年半目くらいの頃のお話し。 当事は、兄ちゃんが3年生、弟が1年生。弟は夏休み前に学校へ行けなくなり、そのまま突入した夏休みの初めの頃。発達障害の診断も下りていませんでしたし、まだ猫たちは我が家におりませんでした。引越し前に飼っていた猫が亡くなっ

うつ病の夫の話をどこまで聞くのか 私の取捨選択[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話はこちら↑ 家族にうつ病患者がいたからといって、あまり私の生活に変化はなかった。いつも通り粛々と生活していたように思う。いろいろと気を付けて行動していたつもりではあるけれど、それはやはり、うつ病の相手のためにしたことではなくて、私のためにしたことばかり。 前回も書いたけれど、家族を守るためには私が元

家族の危機に私がとった行動 私は何を伝えたのか[再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。過去記事ですが、(ΦωΦ)猫写真は最新ですので、猫写真だけでも、お気軽にお楽しみください。 前回のお話はこちら↑ 『~のに』を生まないために、行動や言動に二つの縛りを作った。 ➀私が私に嘘をつかない ②私がしたくてすることは、自分勝手な善意の押し売りと認め、見返りを求めない 夫がうつの時、私は何を伝えたのか。 それは本当に、壊れたレコードプレーヤーのように、同じことを毎日毎日、繰り返し繰り返し伝え続けた。うつを抜けたであろう今

家族の危機に私がとった行動『のに』の生まれることろ [再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 前回のお話はこちら↑  『〇〇してあげたのに』 『我慢してたのに』 『〇〇だと思ったのに』 私は『のに』を恐ろしく思っている。 『のに』は私を支配する 『のに』は相手を支配する 私は『のに』に依存する 『のに』は恐い。私には、とても扱えない。 ひと度『のに』を発生させてしまったら、『のに』は猛威をふるい

夫はうつ、息子は不登校、その時私は [再掲載]

過去記事を編集して、再掲載しています。続き物ですので、しばらくお付き合い下さいませ。 (ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。 今から6年ほど前。引っ越しをしました。新しい土地、新しい家、新しい人間関係、新しい学校、新しい通勤通学などなど、ありとあらゆるところ全てが様変りした年でした。 この大きな転機が、私たち家族を幸せにもしましたが、大きな転機は、心や身体に大きな影響をおよぼしました。 まず始めに現れたのは、次男が保育園に通える日と

そうだ。結婚の話をしよう。

私がどうして夫を選んだのか?と聞かれたら、『この人なら』 と思ったとしか言いようがないけど、それじゃあつまらないから、変態の頭の中をちょっと書いてみようと思います。 変態のする事ですので、よい子や我が子にマネさせては、いけませんよ〜(=^・^=) 私は商売屋の娘でして、私も少々商売かじってましたのでね、サラリーマンと一緒になるつもりは、はなから無かったんです。 私は商売にはあんまり向いてない人なのですが、彼は商売にはとっても向いてると思ったんですよ。今思えば、それは発達

いい方法はないものか…

久々にちょっと困ったなぁと(^_^;) 自分のことならね、全然困ったり悩んだりしない私ですが、家族のこととなりますと時々困ったなぁなんて事が起こります。 どなたかいい方法をご存知の方や、体験談をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教授くださいませm(__)m 先日、旅行に行きましてね。もちろんニャロナ対策はしっかりとして、元気で行って戻って来て、楽しんで来たんです。それはとても良かったことで、いい思い出や体験がたくさんできましたので、何れ報告&オススメ体験記を書こうと思

怒りの裏側

発達障害と定型発達の割合が1:1のへんてこ幸せ家族の母ちゃんやっておりますボンボンです。 これまでの経験上、発達障害の夫と息子が二次障害に発展してしまう経緯には、環境調整が上手く行っていなかったり、体調が優れなかったりするといった、本人の問題に、周りとの人間関係の摩擦が掛け合わされた時に起こっています。 だからこそ、体調管理は大切だし、環境調整には周りにも協力を依頼したほうがいい。けれど、どんなにそれらに気を配っても、人間関係の摩擦は避けられない。 新学期を前に、この長

ようやく。本当にようやく有料記事を書く気持ちになれたので、只今作成中。需要があるのか分からないけど、発達障害↔定型発達が相互に上手くコミュニケーションを取るための方法。カサンドラは減った方がいいし、発達障害の方々に向けられる負のエネルギーも減った方がいい。誰か読んでくれるかなぁ

私が、カサンドラ症候群にならない理由

我が家は、夫婦➕息子2人の、4人家族。 夫と次男はASD/ADHD の発達障害 私と長男は定型発達 1:1の割合で発達障害と定型発達が存在している。 そんなへんてこな我が家ですが、幸せに暮らしております☆ 上手くいく理由はたくさんあるけれど、今日はその中でも、私たち夫婦が最も重要だと思っているポイントを2つ紹介します! ではでは、いってみましょ~♪ ポイント① 嫌いなことが同じ人を選んだから メンタリスト DaiGoさんも言っていた。長続きする人間関係を選ぶ決め手は、嫌

ここが好きだよ!発達障害(ASD/ ADHD ) 第4位発表

先日のここが好きだよ!発達障害(ASD/ ADHD )にはたくさんのスキと、コメントをくださりありがとうございます‼とても嬉しく思います。 私の夫と息子は、ASD/ ADHD の合併という障害を持っています。 でも書いたように、私は彼らの障害に全く気がつきませんでした。 どうして気がつかないのか?の理由の一つに、私が夫や息子の人として『大好き』『ステキだわ!』と思うポイントの殆どが、障害による特性の部分であるという事がとても大きいのではないか?と思っています。 気を良く