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【最終決戦を前に】

クリスマスイブは、今日の日の決戦の為に自宅でコンディション調整に時間を割いていた上野です(言い訳)。という本日は、今年の集大成の試合になります。移動の道中にて、試合前の率直な気持ちを書いていきたいと思います。


簡単に今回の昇格戦に臨む概要を説明します。

今僕が所属しているリーグは、東京都の1部リーグ。これはJ1リーグとも繋がっていて実質J7リーグのような感じです。なので極端な話、毎年毎年優勝して昇格すればJリーグに参入できます。

J1→J2→J3→JFL→地域リーグ1部→地域リーグ2部(昇格すればここ)→都道府県リーグ1部(僕は現在ここ)→都道府県リーグ2部.3部...

こんな感じで続いています。本日の昇格戦の相手はというと、地域リーグ2部の下位チーム。いわば上位リーグのチームとの直接対決です。ただ、この昇格戦に臨むチケットを勝ち取るためにも長い道のりがありました。

東京都リーグ1部リーグ戦16戦で無敗優勝。そして次は、関東地域内の各都道府県のリーグの上位チームのみで行われる1発勝負のトーナメントに出場。ここで決勝に出場した2チームが本日行われる昇格戦のチケットを勝ち取れる。この大会、僕たちは優勝し、関東1位に。本来は、この時点で自動昇格なのだが、全シーズンでコロナの影響で降格がなくなり、レギュレーションが変更し通常時より厳しくなっています。臨むところです。

また、これはまじかー!と思ったのですが、昇格戦はPK戦がない。なので、延長戦までです。もし、0−0で延長戦終了の笛がなれば試合終了です。ただ、引き分けはありません。その時は、下位リーグの僕たちは昇格はできず負けと同じ扱いになります。勝利=昇格、引き分け・負け=東京都リーグに残留。更に燃えてきますね。

前置きが長くなりましたが、本日の昇格戦の重要度はとても高いです。金曜日のクリスマスイブと土曜日のクリスマスをお店閉めてまで試合にかける価値あると思っています。わがままですみません。

今まで、1試合も楽な試合はありませんでしたが、ここまで公式戦無敗できています。こんなこと今までのサッカー人生でも無いし、これからもそうそうあることではありません。そんな最後の締めくくりが、勝たないといけない試合なんてなんとも神様のいたずら感!ワクワクさせてくれますね。

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そして、今思うことは大きく3つあります。1つずつ綴っていきたいと思います。

感謝

僕は、現在所属させて頂いているAries Tokyo FC(以下エリース)に、社会人1年目に加入しました。エリースは、仕事・サッカー・プライベート120%というスローガンを掲げていて、相方の#ソムリエくんと理念とそこの所属する社会人の先輩方の姿を練習参加を通じて見て感じて、深く共感し有り難く入団に至りました。しかし、恥ずかしながら僕は1年目の途中で仕事との両立ができなくなり途中離脱。完全に僕の力不足でしか無いのですが、どちらも中途半端になってしまうので取捨選択しました。そして今シーズンに会社を退社し、地元で相方と株式会社SEAを立ち上げて復帰することができました。その2年半くらいの間チームから離れ、身体は動かしていましたがサッカーからも離れざるを得ない生活をしていました。その間、沢山のエリース方から温かい言葉をかけて頂き、ずっと気にかけてくれました。僕が今この大好きなエンブレムをつけてサッカーができているのは、エリースに関わるいつもカッコ良い先輩方や同期のサポートがあったから。そんな感謝が心に溢れています。この場を借りて、僕を愛してくれてありがとうございます。

時間は有限

今年26歳で、来年は27歳。この前まで高校生だったのに時が経つのは本当に早いを年々感じます。身体が健康に動き、学生たちともバチバチ真剣勝負ができる時間は限られています。また、今このメンバーで戦えるのはこの日のみ。来年はまたメンバーが入れ替わります。この一戦、どんな立場でも最高の瞬間をチームで勝ち取るためできることを全力でやるのみです。

心境の変化

今まで真剣勝負の試合や全国大会など一発勝負の試合は数え切れないほどやってきました。ただ、学生時代ほぼ毎試合前ソワソワしていたのを覚えています。もちろん緊張しますし、試合前のアプローチが確立し切れていなかったからなのかなと。今日も緊張していないといえば嘘になりますが、良い緊張です。緊張と弛緩のバランスが保たれていると思います。今までに無いくらい良い精神状態でこの一戦に臨めそうです。今までチームとしても個人としても積み上げてきたことを体現する。これに尽きます。横を見れば信頼でき、弱い自分も曝け出せる頼れるチームメイトばかりです。みんなで昇格勝ち取ろう!!


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この一戦のために今シーズントレーニングしてきました!

良い報告ができるように戦ってきます。


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