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ダッシュボードを進化させると、さらに素敵な仕事場が実現できると思う

人間が、車を運転するために必要なことは、ダッシュボードの計器類に揃っている。この事って会社や事業の経営も同じと思います。

会社経営の場合のダッシュボードの中心にあるのが、簿記会計の仕組みから生まれた、経営数値や経営指標。売上とか営業利益とか、自己資本比率とかの指標をメーターにして、将来の計画も会計の考え方を使って、売上計画とか利益計画を立てて、それを毎週毎月進捗のチェックを行い、それもダッシュボードの重要な内容になるとおもいます。これが、現在よく見られるタイプのダッシュボードです。

これからは、このダッシュボードに、AIやデータを整備することに0より、多くのメーターや計測器を追加して、もっともっと有意義で、お客様のためになり、且つ働くスタッフにとっても、納得できる仕事を提供できる経営というものが可能にしていく事ができるし、求められていることと考えています。

顧客体験のデータや直接のフィードバックを反映した商品サービスの改善とか、従業員のモチベーション指標、各事業所の気温や天候、物価や原価に関するリアルタイム動向や見通し、そういったものが、一元的に整理されて、毎日リアルに確認できるようなダッシュボード、そういうものを目指して次第に進化していきたいものです。

現状は、会計数字以外の要素は、各事業部門毎にデータを持っている、あるいは、人間が見て判断できるほどには整理されておらず、結局その足りない部分は人間が補っているのだと思います。そこで、人間通しの仕事や意見の擦り合わせ、調整という、人間にとってストレスフルな作業が延々と続く...それがマネージャークラスの仕事の大半を占めていたりしますね。

そんな状況を意外にもさらっと、解決してくれるような気がしています。ぜひこのテーマ、進めたいと思います。

このことは、簿記会計の価値を減らすものではなく、さまざまなデータや計測結果が飛び交う中で、それらの新しい経営情報と、従来的な会計的な情報を併せって、総合的に判断する事が求められる中では、重要性はますます高思います。


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