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日本のサラリーマンは、生成AIとともに起業準備に入るべし

ホワイトカラーの非管理職が多い日本。これは、文系人材が多いということや、終身雇用や年功序列に伴う中高年齢層社員の扱い、すり合わせ文化など雇用文化の蓄積がその主な要因のようで、デジタル化以前から日本企業の課題とされてきました。

その課題が一気に噴き出しているのが、デジタル化&生成AI大進化時代の到来です。もはやあらゆる文字は大規模言語モデルによってAIが処理し、素早く正確に数値+文章を扱う処理ができるようになっています。これによりホワイトカラーの非管理職の仕事の大半は代替可能になると言われています。

たしかに代替可能になるといっても、瞬間に全ての業務を代替することはできず、代替に向けたプロセスが始まると言った方が正確かもしれません。
5年程度先の中期的には、ホワイトカラー非管理職はかなり(ほぼ)減少するという未来が確実になってきました。

そこで、政府も 対策としてホワイトカラーのブルーカラー化転換というアイデアを検討はじめました

確かに昨今の労働者不足。特にブルーカラー系業務×地方での不足は待ったなしの状況であり、この労働移動が進むのであれば、社会全体としては必要なところに人材が来てくれるので、求められる政策といえるでしょう。

では、個別の働く者としてはどう考えるべきか。もちろんブルーカラーへの労働移動も一つの選択肢と思います。他方で、現在の職場でキャリアを積み上げているあるいは積み上げてきたという実績及び人脈含めたリソースを築いてきたものを考えれば、他にも選択肢があっていいように思います。

特にホワイトカラー非管理職の場合、自分の裁量の範囲は、その会社の生成AI活用が進むほど、そのメリットの大半は管理職や上級の経営判断層に集中します。というのも、その判断者が自らAIを操作すれば部下に依頼する必要は無くなるからです。

となると、ホワイトカラー非管理職には最初に仕事が失われる(社内失業)可能性が高いといえます。その局面を先取りして想定し、今から準備に入っておくべきですね。

そこで、提案したいのが、生成AIを相棒にして、一人起業を想定して準備に入ることです。何をするか含め、起業というプロセスの中にビルトインされています。多くの必要な手続きや考えるべきポイントなど、ほぼすべての項目が文章で行われることで、生成AIの助けをかりる事ができます。自分で考えたプランを読んでもらい、コメントをもらうこともできます。

想定顧客やサービス製品の内容、新会社で自分が働いているところをイメージするシュミレーションをしておくことが有益です。

そして、ついに自分の身に変化が訪れた場合、この起業と転職とステイという選択肢を天秤に掛けて判断することができます。

このように、自分のキャリアを守り、育てる意味で、全てのサラリーマンの皆さんに、強くお勧めしたいと思います。

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