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【MTG Arenaドラフト】データで見る!高勝率プレーヤーのマリガン

こんにちは。マルクス・ユークリウス・アントニヌス・ピウスと申します😁

ドラフトのプレイングにおいて、マリガンの判断が難しいと感じる方は多いのではないかと思います🤔

かくいうわたくしも、土地2枚キープから事故って負けなんてのはしょっちゅうです😋

そこで、本日は過去のドラフトのプレイデータを分析することによって、勝てる人勝てない人の違いを明らかにしたいと思います😉

わたくしの人生をかけて書きました😤
ぜっっっっっっったい見てください😉😉😉😉


使用するデータについて

  • 17Landsのニューカペナの街角プレミアムドラフトのゲームデータとリプレイデータを使用する。

  • 勝率によるプレーヤーの区分は下記の通り
    High(高勝率) : 勝率60%以上
    Middle(一般) : 勝率50%以上、60%未満
    Low(低勝率)  : 勝率50%未満


高勝率プレーヤーはマリガンするのかしないのか?

高勝率プレーヤーのマリガン率

各プレーヤーがマリガンする割合をグラフで表現した。

n=80万件くらい

勝率が高くなるにつれ、あまりマリガンをしていないことがわかる。

ふーんそうなんだ、じゃあ土地1枚でもキープしてやるよ😡😡

と思う方がいるかもしれない。

たしかに、土地1枚でキープして運良く土地を引き込んで勝っている可能性もあるにはある。

そこで、初手の土地枚数別のマリガン率を確認する。


土地枚数別マリガン率

  • 土地1枚
    誰が何と言おうと、土地1枚はマリガンだ。
    また、勝率によってマリガン率に有意な差が見られないので、テクニックもくそもないのだろう。

  • 土地5,6枚
    データが少なく、有意な差が見られなかった。
    5枚の場合は、高勝率少マリガンの傾向があるようにも感じる。

  • 土地2枚
    明らかに高勝率少マリガンの傾向が見られる。
    土地3,4枚に比べてマリガン率が高いので、土地2枚の場合のマリガンをいかに減らしていくかが高勝率に至るためのテクニックである可能性がある。

  • 土地3,4枚
    高勝率低マリガンの傾向が見られる。
    そもそものマリガン率が低め。

ちなみに土地0枚や7枚のデータはさすがになかった。

まとめ

  • 高勝率なほどマリガンが少ない

  • 土地2枚でのマリガンをいかに減らすかがテクニックっぽい


マリガンに関するテクニックとは?

初期手札データの分析

土地2枚の場合の初期手札サマリ

土地2枚の場合の初期手札を確認すると、勝率が高いほど

  • 土地の色数が多い

  • クリーチャーのコストが低い

  • クリーチャーの色が少ない

ということがわかる。

勝率の高いプレーヤーだけが運よく多色土地や低コストクリーチャーを引き込んでいるわけではないはずなので、デッキ構築の工夫が重要そうだ。

多色土地を何枚採用すべきか、クリーチャーのマナカーブをどうすべきかといった議論は、より詳細なデッキの分析を行う必要があるため、ここでは割愛する。

先手後手

先手後手に関しても興味深いデータが得られたので紹介する。

先手後手別のマリガン率

勝率の高いプレーヤーは、後手(onDraw)よりも先手(onPlay)でより多くマリガンをしていることがわかる。

先手は後手よりも手札が1枚少ないため、テンポで優位をとる必要がある。
このことから、後手よりもシビアにマリガンを行っていく必要があるのだと思われる。

まとめ

  • マリガンしなくて済むデッキ構築をこころがける。
    低コストクリーチャーを増やす
    多色土地を増やす
    多色クリーチャーを減らす

  • 先手番は後手番よりも厳しめにマリガンしていく。


マリガンはどのくらいヤバい行為なのか

マリガンをすると手札が減ってしまうため、当然ながら勝つ可能性は減ってしまうだろう。

ここでは、どの程度勝つ可能性が減るのかを確認したい。

マリガン1回で勝率が15%ほど落ちていることが分かる。手札1枚というのは、それほど重要なようだ。

15%も減るなら、マリガンなんてとんでもない。絶対やりません😅

では、こちらの手札をごらんください。

やべー手札

このような手札の場合、土地を置くことしかできないため、実質の手札はもはや2枚だと言える。これは、5マリガン後の手札枚数と同じなので、上記のグラフに当てはめると勝率は0%ということになる。

これは極端な例だったが、マリガンする際は「勝率15%を犠牲にしてもかまわないか?」を常に意識するのが良いだろう。

まとめ

  • マリガン1回で勝率は大きく下がる(下がり幅は多分環境による)

  • 勝率の下げと、マリガンによる利得を常に意識する。


環境速度とマリガン率

17Landsのデータを見ていると、ニューカペナより遅い環境(団結のドミナリアなど)ではマリガンが少なく、早い環境(完全なる統一)では多く行われていた。

縦軸:マリガン率

つまり、マリガン基準は環境に応じて適切に変えていかなければならない。

例えば、団結のドミナリアで、マリガンをガチャガチャやってしまうと、手札を失うだけで得るものが無いということになってしまう。


全体のまとめ

一般プレーヤーが勝率を上げるためにマリガンに関して考慮することとして下記が挙げられる。

  1. 環境の速度を確認する

    • 早ければマリガン多め、遅ければ少なめ

  2. デッキ構築を見直す

    • 低コストクリーチャーの採用数を増やす

    • カラーシンボル数の少ないクリーチャー数を増やす

    • 多色土地を増やす

  3. 先手は後手より気持ち積極的にマリガンをする

  4. マリガンによる勝率の下げと、得られる効果のバランスを考える


以上。

スキをぐでよおおおおおおおお😭

えっ?くれないの?

どぼじでええぇぇぇええええぇぇ😫😫😫😫😫😫

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