仕事術えもん

An old soldier is only monkey.

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最近の記事

どの子も最後までやり切ることができる宿題のシステム

 どうしても宿題をしてこない、もしくは、よく忘れてくるという児童は、どの学年を受け持っても必ずいる。本年度受け持った3年生でも同様で、33人学級の中、してこない児童が1人、よく忘れる児童が3人いた。出された宿題をきちんとやり切ってこない児童を含めると、さらに3人ほどの児童が、毎日、その日に出す宿題を学校で行っているという状況だった。どの学年、クラスでも似たような状況で、その対策として、様々な試行錯誤が行われていた。 よく見られるのが、「宿題忘れゼロ運動」のような、クラス全体を

    • 働き方改革につなげ、家庭とつながる学級通信のあり方

       学級通信は、学級の様子を伝えるうえで有効なツールである。コロナ渦において、参観行事が制限される状況では、特に効果が高い。しかし、学級通信を作成するには、時間がかかる。通信を作成する多くの教員が、業務の合間を縫って作成するだけでは足らず、規定時間外に作成しているのが現状である。その結果、写真多用、過去の通信の使いまわし、日刊から週刊、週刊から隔週、月刊・休刊など、通信を作る時間法に追われることになる。  これは、様々な業務にプラスして「学級通信づくり」という作業が加わっている

      • 学級びらきに向けて(2)

        1日の流れを描く  登校から下校までの児童の生活を設計します。どういう状態で下校したらいいかをまず考えて、逆算的に計画を立てていくのがコツです。下の表は、私がベースとして使っている表です。

        • 1年間のロードマップを描く

           春休み。次の受け持ちが決まり、時間が限られた中で、始業式に向けて何を準備するかを焦って考え、バタバタしがちですが、教室設営を除き、 最初にすべき事は「1年後の姿を描く」ことです。  次に、そこから逆算して、3学期の初めにはどのようになっていて欲しいか、そのためには2学期にはどうなっているべきか、そして1学期の終わりの姿をイメージします。  さらに、1学期のゴールに向けて、6月末、5月末、4月末(ゴールデンウィーク前)までのステップを描きます。  こうして、1年間のロードマッ

        どの子も最後までやり切ることができる宿題のシステム