ほんとに過去の自分に戻れるのか
パニック障害、視線恐怖症なんていう言葉は自分とは無縁だと思っていた。
でも今は、その2つの症状に苦しみながら日々生活している。
私は授業の途中で発作が起きて途中で退室したり、電車も発作が起きないように必死に抑えながら乗っていたり、どこを歩っててもスーパーで買い物してても周りの人が自分を見ていないことは頭でわかっているのに、常に視線を感じてしまい、恐怖感に襲われる。
過去の自分と180度ガラッと変わってしまった今の自分がものすごく悔しくて、母にその事を伝えた。でも、上記のように伝えたのではなく
「数年前は3年連続で指揮者してたり、人前に出ることなんか怖くなかったんだよ? それが今じゃ何もかも怖い」と端的に。全部伝えたい気持ちはあるが、話しながら涙が溢れてきそうで全部は言えなかった。
母はそんな私の言葉に、
「昔からそういうのができるタイプなんだから、きっとその時みたいに戻れるよ」と言ってくれた。
私は頭の中では「あぁそう言ってくれて嬉しいな」「ありがとう」と言葉が出てきたが、
実際口に出したのは、「絶対無理だよ。」の一言だった。そう言ってくれる母には申し訳ない気持ちでいっぱいだが、波のように治ったかと思えばまた発作が襲ってくることを繰り返していて、もう何年も経っている事実があるため、正直自分では昔の自分に戻れる兆しが全く見えない。
最近までこんなに悩むことはなかった。
でも、4月になり新しい環境が始まり久しぶりの発作が起きてから、自分はいつまで戦わなければ行けないのだろうと、常に悩むようになった。
そんな自分が悔しくて、
自分とは違う周りの人が輝いて見えて、
自分は自分とネガティブ思考にならないように
ポジティブに考えても
常に心の中では色んな気持ちが葛藤していて、
ここ数日はずっと涙流しっぱなし。
涙を堪えながら過ごす毎日。
寝る前は特に気分が落ち込む。
発作が怖いからといった理由で逃げる自分にはなりたくない。
常に不安と隣り合わせの毎日だけれど、挑戦することは諦めたくない。
挑戦して自分に自信が持てるようになって、次の行動に繋がるなら得しかない。そう自分に言い聞かせて、日々の学校生活、アルバイトを頑張っている。
有難いことに私は周りの人達に「明るい」とか「いつも笑ってるね」といったポジティブな言葉を頂くことが多い。
今でもいつ発作が起きるか分からない不安を抱えながらの生活だけれど、
明るく常に笑顔でいることは忘れないようにしたい。
暗い気持ちになることもあるけれど、明るく考えた方が症状を和らげることができるかもしれない。
早く治ることを願って、毎日楽しく過ごしていこう。
私と同じように不安障害に悩まれている方が
「私はひとりじゃない」とこの記事を読んで思ってもらえますように。
ちょっとずつ、ゆっくり、進んでいこうね。
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