保険屋のつぶやき21

お仕事を定年退職なさって、軽運送業を始めた方とお話した時の事です。

事故、ケガ、もしくはがん等で仕事が出来なくなった時が心配で就業不能時の保障を探してありました。
自宅はあるがご家族がいないお一人身で、
何かの時は弟さんか甥後さんかにお世話になる事になるからあまり迷惑もかけたくないとおっしゃっていました。

ご意向に沿って商品のご案内をすると
どうも思っていたより高いらしい。
通常ここで終わってもおかしくないのですが、ああだのこうだのやった末に
お話が入院保険になっていました。
就業不能保障よりは保障が小さいですが、
確かに事故、ケガ、がん等で入院した折
何かしら給付金の請求ができる。
ちゃんとした病院に医師の指示で入院する限りは他の傷病でも請求が可能なのです。
そういう意味では保障される範囲は広い。

1回の入院の支払い限度を長めにして、
3大疾病払込み免除と3大疾病一時金を少し付けて無理のない程度の保険料にまとめてご案内してみました。

入院や手術をしなければ請求出来ないものの
丁寧に保障の機能をご説明したら
気に入ってくださいました。
“これなら何かあっても安心だ。”

昔から入院保険には収入制限があります。
考え方として
給付金が収入を上回るような申込みは
いかんやろ。
という事です。
裏返せば、1日いくらもらえるというのは
収入になるという一面になります。

ここのところを気づいてくだされば
選択肢を増やす事になるかなと思います。

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