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THE FIRST SLAM DUNKを観てみたけどさ〜

率直にこの作品って山王戦の
話をずっと引きずってるだけの作品じゃん

って思ってしまった。

いや、すごい感動したよ。
すごい泣いたし、
すごい感動したんだけど、
この映画だけで
感動したわけではないんだよ。

俺は原作を知ってるから、
色々思い出したこともある。

でもそうではない人も
いるだろうなと思った。

新しい要素として
宮城の過去の話とかあったけど、
別に感動しなかったし、
色々な描写が足りていないと思う。

率直に思ったのは、
映画っていう短尺の作品に
スラムダンクを詰め込めないんだな〜

っていう感想だ。

俺はスラムダンク世代だし、
読んでない人の方が少ない世代だから
共感する人は多いと思うが、
今のZ世代はどうなんだろう?

あの映画だけ観て、感動するなら、
その前の話から見たら
涙流しすぎて、脱水になるよ?
と思う。

例えば花道が流川にパスしたところとか、
流川が花道にパスをしたところとか、
三井とかメガネ君とか、
監督の背景さえ足りていない。

あれはあれで楽しいから、
別に良いと思うし、
みんながどう考えるのは別に良いとして、

この作品で足りていないのは、
「前提条件」だと思った。

スラムダンクの「前提条件」
知っているとしたら
もっと楽しめると思う。

花道と流川の関係とか、
三井の過去とか、
監督の過去とか
色々な前提条件を知っていたら
もっと楽しめるんじゃないだろうか?
(その上で俺は感動した)

そしてこの話は「前提条件」の話だ。

商品を売る上で、「前提条件」は欠かすことができない。

「前提条件」
コピーライターは四苦八苦することを
知って欲しいとさえ主張しておく。

例えば、

「綺麗に痩せる」

という言葉も
前提条件が含まれている。

綺麗に痩せるのではなく、
汚く痩せる方法もあるという
前提条件が含まれているのだ。

もう一つ挙げると、

「自由に稼げる」

という言葉も
挙げられるだろう。

この言葉の前提条件は

「会社員に自由はない」
「制約がある生活を送ってるんでしょ?」

みたいな意味が
含まれている。

これに関しては販売者側が
あまり気にしない。
というより気づかないことが多い。

過去にエンジニアの案件を
扱った時もエンジニアの前提条件があった。

エンジニアの前提条件って
まじですごいけど、
ここで話すと長くなるから割愛する。

結局言いたいのは
前提条件を考えられなかったら、
一人よがりになってしまうということだ。

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