近況誌vol.2『〜四月下旬』

   楽しいこともある。


感情交差点

   あっという間に五月だ。四月は現状打破に努めた月のはずだったが、どうにも取り返しのつかないところまで来てしまったらしい。現状打破どころか状況悪化、無数の何故が飛び交う今日この頃である。

   問題が浮き彫りになったワークショップは、振り返ればいい時間だった。ただし個人の。何が得意で何が苦手なのか、何を目的にしているのか。改めて考えるきっかけになったと言える。反省は別紙。

   ただ、外側の面から言うと、不安を増長させた一日でもあった。何がしかのアクションを起こさねばならないというある種の強迫観念と、具体的な行動案を見いだせないまま過ぎていく時間。
   このままではスタートラインにすら立てない。どうにかしなくてはいけない。

   自己嫌悪とやる気に各一点。

   アルバイト中に聞けるお手軽成功体験は、自己肯定感と劣等感を同時に刺激してくる劇薬だ。自分でもできるぞ、という思いと、尚現状……という現実のダブルパンチ。

   考えすぎも精神衛生上良くないので、程々で留めようとしている。アルバイトだからまだいいけど、社員はどうしているんだろうか。

   まあそんな感じ。

『愛の中心で世界を叫べ』

   目が滑ると、“世界をスケベ”になってしまう罠。

   4/26、それが明白になった日付です。遅い。遅すぎる。どんだけ疑問視してんねん。
   自信を持てるようになったのはいいんだけど、今度は終わらせたくないというジレンマを抱えるようになってしまった。幸運に不幸なことに、相手が完全に興味が無いのが少し救いになってたり。

   とはいえ、対話拒否されている現状は辛い。どうにかサクッと、(サクッと終わらせたくないのだけど)綺麗に終わらせられたら、と思っているだけなのに、上手くいかないなぁ。

   で、コレを面白おかしくしたがるのは自己防衛の一種なのかな、とか考え始めると簡単に病めれるので、一旦思考停止。

自我を貫け

   雑感を軽くまとめておく。

   一クリエイター(そんなたいそれたものじゃないが)の目線で見れば、むしろそのくらいのエゴは出すべきだなと思った。妥協で満足してんなよ、って殴られた気分だな。

   あと、感情丸出しでぶつかり会える機会って、俺達が若いからなんだろうな、という枯れた感想を抱いた。渦中にいる時はしんどいけど、貴重な経験だな、と。

   大人になるにつれ、衝突は時間と労力の無駄に、人間関係の破壊まで付いてくるお手軽破滅セットとなり、回避択が無難で安牌になるのだろう。

   でも必要な過程だと思うけどね。

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