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#10 珈琲豆知識 「豆について」

ここまで珈琲の淹れ方について多く語ってきたが、趣向を変えて珈琲に関する雑学について語る。

豆知識①珈琲豆は食べれるのか?

結論から言うと、珈琲豆は食べられる。焙煎したての珈琲豆はポリポリとかじると香ばしく、美味しいと聞いたことがある。ただ、カフェインやクロロゲン酸は抽出した珈琲よりも少し多く刺激が強いため、過剰摂取は禁物である。ほどほどにしよう。

豆知識②珈琲の木に適した環境は?

珈琲の木はアカネ科の常緑樹で平均気温が20度以上の熱帯、亜熱帯の温暖な気候で、安定した降水量がある地域が栽培に適しいている。標高は900〜1500mの高原で、種を撒いて40〜60日後に発芽するが、収穫までは約5年かかる。

豆知識③珈琲豆の収穫方法は?

珈琲豆の収穫方法はその珈琲豆の品質に大きく左右する。一つの木になる実の熟すタイミングが異なるため、機械的に収穫してしまうと、熟していない豆までも収穫してしまうため、品質が落ちてしまう。そのため、品質の良い珈琲豆は熟した実だけを手作業で収穫しているのだ。とてつもない労力だ。

豆知識④豆の表面に浮く油の正体は?

豆を焙煎すると膨張して少しだけ割れてしまう。この際、豆に含まれている油脂分が表面に浮き出てくるのだ。これは深煎りすればする程起きやすい。ただ稀に、古くなった劣化によって表面に油が浮いているものもあるため、注意が必要だ。

「結論」

普段何気なしに飲んでいる珈琲がどう栽培され、どのように収穫されといった背景を考えると、より一層珈琲の味に深みが出る。こうした雑学も一緒に覚えて、友人や家族に話してみてほしい。

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