就活は自分探しの旅|僕が後輩に伝えたい3つのこと
「あなたにとって就活って何ですか?」
就活が終わった時、この質問に明確な理由と納得感を持って答えられる、そんな就活にして欲しいと心から思っています。
僕にとって就活は、
【自分探しの旅】
でした。
これまで人生の大きな転機となる原体験や明確な人生の軸がなく、ただレールの上を歩いてきた僕は、今より先の将来のために、就職活動を"意図的に"人生のターニングポイントに設定しました。そして少なくとも薬学部に通う学校の友だちとは、全く異なる就職活動という道を歩み始めたのです。
正直この旅は決して楽なものではありませんでした。
何度も道に迷いました。
何度もスタートに戻されました。
何度も偽のゴールに辿り着きました。
今回は、それでも何とか納得のいく通過点(内定先)を見つけることができた僕が、就活という旅の中で最も大切だと感じた3つのコンパスをご紹介したいと思います。
1. 自分に嘘をつかない
絶対に自分にだけは嘘をつかない。僕が就職活動の中で一番意識していたことです。自分に嘘をつくと、自分という人間が嘘で塗り固められます。こうして「こんなはずじゃなかった」「本当の自分はこうじゃない」などと、働き始めてから文句を言う人間ができあがるわけです。
常に自分に問い続けてください。
「本当にそれでいいの?」「なんでそれが良いの?」
答えは絶対にあなたの中にしかありません。その答えに嘘で蓋をすることだけは絶対にしないでください。
2. 目的を見失うな
目的は常に意識していないと自分でも気付かぬうちに姿を変えます。あなたは何のために就職活動をしていますか?
内定をたくさん取ってマウントを取るためですか?
親の機嫌を取るためですか?
名の知れた大企業の内定をもらうためですか?
とりあえずの滑り止め企業に内定をもらうことですか?
もし就活の目的が自信を持って上記だと答えられるなら一向にかまいません。ただもし違うのなら、絶対にその目的を見失わないでください。
僕自身も途中で思考が停止し、目的を見失いかけたことがありました。割と早くから就職活動をしていたのに、一個も内定がもらえない。周りの友達は続々と就職先を決めていく。正直めちゃくちゃ不安になりました。
でも絶対に就活中はどの企業相手でも嘘はつかないと決めていたし、妥協して自分の人生の目的に沿わない企業の内定を取りに行くこともしませんでした。その結果たった一つしか内定はもらえませんでしたが、その内定先は一番行きたかった企業でした。
就職はしばし恋愛に例えられます。あなたは少なくともこの先数年を一緒に過ごすパートナーをどう選びたいですか?見た目が可愛い子をたくさん捕まえて選ぶのもいいと思います。ただ僕はあなただけに合った最高のパートナーと出会い、結ばれて欲しいと心から思っています。そのほうが、長い目で見た時きっと幸せになれるはずです!
3. 小さな違和感を見逃さない
小さな違和感とは?簡単に言うと、
「理由はわからないけど、何となく納得がいかないこと」
です。その中でも特に、"一般的なこと"に対してこの違和感を感じた場合、絶対に見逃してはいけません。無意識が一番あなたの本質に近いと僕は思っています。徹底的に思考し、その違和感の理由を探ってみてください。
僕の違和感を一つご紹介します。
"成長"という言葉についてです。特にベンチャー企業の社員さんは「成長するためにこの会社に入った」とよく言います。しかし「何のために成長したいんですか?」と聞くと明確な答えが返ってこないんです。
なぜ?
僕はその答えを探し続け、たくさんの人に壁打ちした結果、この本をご紹介いただき解決に至りました。(悩んでる就活生全員に読んでもらいたい本です。)
そしてこれ以降「何のために成長したいんですか?」という質問に明確な目的意識を持っていない社員さんがいる会社は、その時点で受けるのを止めました。違和感を施行した結果、選択肢を減らすことができたわけです。
道を探すのも一つの手段ですが、道を減らすという手段も就職先を選ぶうえで役に立つので、二つの視点からで自分に合った企業を探してみてください。
最後に
就職活動大変だと思いますが、こんなに時間を取って自分と向き合える期間は今後なかなか作れないかもしれません。是非自分探しの旅にでてみてはいかがでしょうか?
最後になりましたが、就活という旅には心強い仲間を連れていくことをお勧めします。僕はinteeというサービスのエージェントを仲間として連れて行きました。
もちろん彼らは答えを教えてはくれませんが、正しい道へのヒントをくれます。仲間をうまく使って旅をより良いものにしてください。(ただしエージェントに依存するのはやめてください。あくまで自分が使うという意識で!)また僕で良ければ壁打ちの相手しますので、TwitterやFacebookで連絡ください!では!
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