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雑詠「山と水」② 牛の子のつるりと生まる阿蘇の夏

前回の続き、「山と水」の第二弾♫
今回はNo.11〜20まで詠ませて頂きます。

第一弾🔽


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句数が多いので
コメントくださる方、ご無理なさらず
気になった句、1〜2句程度のご感想で十分嬉しいです😊

11. 滴りを包む地蔵の掌
したたりをつつむじぞうのたなごころ
季語:滴り

12. 滝落ちて地球の血潮弾けけり
たきおちてちきゅうのちしおはじけけり
季語:滝

13. 仮宿の萍しづか筆を擱く
かりやどのうきくさしづかふでをおく
季語:萍

14. メリッサの香する手ひやり夏の川
めりっさのかするてひやりなつのかわ
季語:夏の川

15. 牛の子のつるりと生まる阿蘇の夏
うしのこのつるりとうまるあそのなつ
季語:夏

16. 雨粒を背負しょって登って天道虫
あまつぶをしょってのぼっててんとうむし
季語:天道虫

17. 明日死刑執行告知水芭蕉
あすしけいしっこうこくちみずばしょう
季語:水芭蕉

18. 翡翠がざぶん螺鈿の撥ぬる如
かわせみがざぶんらでんのはぬるごと
季語:翡翠
※ 撥ぬ=はじける、弾けとぶ
※撥ぬる如、という使い方、ちょっと文法に自信無い😅

19. 浮き洲からぷるんと軽鳧の子の美尻
うきすからぷるんとかるのこのびじり
季語: 軽鳧の子

20. 丸窓を開け伏す叔母へ五月富士
まるまどをあけふすおばへさつきふじ
季語:五月富士

#俳句幼稚園

車体の下で避暑中のサビ子♀

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