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僕は英語が話せない

ひろのぶです

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海外で仕事をしているとよく勘違いされるのですが英語が堪能と勝手に思われます。

結論から申し上げると

全く出来ません。いまだにBe動詞がこの世で必要とされている理由もわかりません

たまにFacebookで友達申請が送られてくる、セクシーなお姉さんのメッセージもわかりません

現地では通訳が付いてくれるのですが、空港の手荷物検査場や入国審査はそう言うわけには行かない…そんな僕なのでニュージーランドの空港で2時間近く足止めをくらいました(過去に書いたものですがより鮮明に思い出してみたいと思います)

ニュージーランドって手荷物検査場にA.B.C.Dの通路が用意されてるんですが、ほとんどの人はAからCの通路に案内されるんですね。

けど僕はなにも聞かれるコトなく誰も並んでいないDの通路に案内されました。

厳密な検査が必要・・・と言うコトでしょう。

表の職員さんはすごくニコニコしてたのに、通路の先にあるスペースに居てる職員さんはすんげー怖い顔してるんです。
キャッチのお兄ちゃんの笑顔に釣られた入ったのに、お会計の時はめっちゃ怖い感じになってる時と同じ空気感。

完全に犯罪者を見る目です

先ほどもお伝えした通り、僕は英語が苦手です。

“ディスイズペン”

“ザットイズホットドッグ”

"イエスウィーキャン"

一生使うコトが無いであろう英文を学んだ時期で英語能力は成長を止めてます。
僕に蒔かれた英会話の種は、発芽せずに眠っています

そんな僕に次々と質問してくる怖い職員。
すました感じで受け答えをしているつもりですが、心の中は


こんな感じです。

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"仕事はなにをしているんだ?"

その質問、日本人に日本語で聞かれても困るのに、こんな怖い顔でしかも英語で言われたらもっと困ります。

片言の英語で「たくさんしてます」と答える僕。


"たくさんとはなんだ!"と答えに不服な職員

答え方がわからず


「めにーめにー」

と答える僕。ちなみにルンギスカートを巻いていますので、怪しさはさらに倍増。目の前の職員は僕のことを完全に信用していません。

"何日居てるんだ?(ニュージーランドに)"
畳み掛けてくる職員

「2日です」
答える僕。

"なぜそんなに短いんだ‼︎"
と聞いてくる職員




ほっといてくれよ。

そういうスケジュールなんだよ。

僕より後にカバンをチェックされた中国人が笑顔で去っていきます。
こんな怖い顔の職員さんも、わだかまりが解けて僕を見送る時は笑顔になるのだろうか?


"英語は苦手なのか?"


仕事がはかどらず、イライラしながら荷物と関係ない質問をしてくる職員


「はい。とても苦手です」


良い質問です。ちなみに僕からの質問は許されません。聞いてくれなきゃ答えれないんです。携帯電話の使用も許されません。


ふー……。とため息をつき"少し待ってろ"という職員。


これは……僕はこの流れを過去に経験したコトがある。

韓国人を連れてくるパターンだ(僕は日本生まれの韓国人3世で日本語しか話せないのにパスポートは韓国)

フィリピンの空港でこの流れに身を任せ、職員が連れてきた韓国人にハングルで質問をされ

「あい・どんと・のー」

と答えたら、そこにいてる職員全員に

"お前は何人なんだ!?"

と問い詰められた暗い過去があります。

奥から呼ばれて近づいてくる男性
顔を見ても韓国人か日本人かわかりません。
目の前でコソコソと話し始めます。

"あなたはこの国に何をしにきたんですか?"
来ました‼︎日本語です‼︎

「僕を招待してくれる人に会いに来ました」

やっと通じました。通訳してくれる男性職員

"誰に会いに行くんですか?"

質問が具体的になって来ました。

「僕のブログを読んでくれている人です」

翻訳してくれています。

"さっきは昔結婚した人に会いに行くと言ってたのに、なぜ答えが変わったんですか?"

どうやら僕は10年前に結婚した人に会いに行くと言う回答をしたようです。
何をどうしたらそんな間違えが起こるのか?
「彼女は10年くらい前にニュージーランドの人と結婚をしてこちらへ移住した」と言う感じの答えをしたつもりが、10年前に結婚した人に会いにきた…となっていたようです。

その後も

「金はいくら持ってる?」「どこに泊まる?「どんな場所に行くつもりですか?」「この白いモノ(塩)はなに?」「この本を書いたのはあなたですか?」「あなたのブログを見せてください」

矢継ぎ早に質問を繰り返す職員。

明快に答える僕。

検査場Dに入ってはや2時間「結構です。行ってください」と一言。

机の上に散乱した自分のパンツと靴下をカバンに詰める僕。

立ち去る職員。

…このレベルです笑

なぜこの話をしたのか?それはね『どの様な準備をすれば良いのか?』そんな事をやたらと聞かれる訳です。

人は、いま自分が持っているリソース(資源)で勝負をするしかない、無ければ"頼る"事が大切です。色々と問題もありますが、この一年半で2000万円以上のお金をバングラデシュへ送る事が出来ました

準備ばかりをしても、行動を起こさなければ何も変わらない…という事です。そして今あるリソースでも考えて動けばある程度のことはできるという事です

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ひろのぶ

バングラデシュで食事の提供と学校建設を行なってます。応援して頂ける方はこちら↓

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