罵り合いか？補い合いか？
我が家の次男坊は生まれた時から目に変わった症状がありました。
デュアン症候群とか言うらしく、詳しくは調べませんでしたが食事をすると左目から涙が出ると言う不思議な症状。世間では病気と呼んでるそうです。
当然、僕を含め気にする人間など周囲にはいなかったので、本人も含めて涙が出る姿を"特技"として過ごしてきました。
食事のたびに「すげーな」と言ってたから、本人も幼稚園の友達にも自慢げに伝えていたのを覚えてます。
次男は異常に集中力の高い人で、それが理由かわかりませんが、僕の5教科を全部足した合計よりも高い点数を1教科で取るような人になりました(僕の昔の成績表を見せたら「ありえない」と笑われました)ちなみに「勉強をしろ」と言ったことは一度もないです。
勉強ができるから凄いとは思いません。人にはそれぞれ特徴があって、得手不得手があるのは当たり前。どれだけ勉強をしろと言われても嫌なことはできません。
嫌いな食べ物を「根性で好きになれ‼︎」と言われてるのと変わりがない。
一緒に過ごして疲れる人はね、「これが出来てない」「努力が足りない」「その考えはダメだ」「こうしなさい」と足りない部分を見つけては指摘をする人。
この考えは正しくて、この考えは間違ってる…。
そんな自分の尺度で目の前の相手を縛ろうとする人。
「あなたは何を知ってるの？」と思いますが、とにかく人を縛ろうとします。親が子どもにしているケースも多い。
そもそも、そうやって縛るから"嘘"をつく、演じなきゃいけない状況を求めれば、嘘をつかなきゃいけない状況に追い込む。
そうやって追い込んで嘘をつかれた時に、激昂してる人には心の底から「あなたがその嘘をつかせたのは理解してるか？」と言いたい。
自分で自分を勝手に追い込んで嘘をつく人もいますが、基本的に嘘は一人では成立しない。
今の政治家なんかもそうじゃないかと思ってます。
出来る事と出来ない事は人それぞれ違う。
何かが出来るから凄いわけじゃない、皆それぞれが一生懸命生きてる。
僕はね「彼にはこれが出来ない」「彼女にはこんな弱点がある」と言う事を理解して、不足している部分に自分が入って補う関係性が良いと思うんです。
僕が今こうして新幹線で移動をしながら、コーヒーとスマホを片手にこの投稿を出来ているのは、誰かがその環境を守ってくれてるから。
僕が酒を飲んで酔っ払ってる時間に、線路に異常が無いかを調べてくれてる人がいるから、今なんの心配もなく電車に乗れるわけです。
欠点に目を向けて人を責める人と
欠点に目を向けてそこを補う人と
どちらの人間と一緒に進みたいか？
僕なら後者ですね
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