見出し画像

1日40分労働で年棒1000万円近くもらって文句を言う?・・(絶句)

あいた口がふさがらなかったニュースが1点。

引用すると。

英紙デイリー・メールなどによると、フランスの香水会社「INTER PARFUMS(インター・パフューム)」で取締役として働いていたFrederic Desnardさん(48)は2016年、会社を相手取って訴訟を起こした。

一日に1時間も仕事をしないため退屈だったとし、補償金36万ユーロ(約4400万円)を要求したのだ。

Desnardさんは毎年8万ユーロ以上の年俸をもらっていたが、一日20~40分、社長の手伝いをする他は仕事がなかったという。Desnardさんは数年間、特にこれといってすることもなく席についていただけだったため、深刻な精神障害を病むようになったと主張した。

Desnardさんの弁護士は「『極度の退屈』は発作を誘発した」としながら「実際にDesnardさんは運転中に発作が発生して交通事故に遭ったこともある」と明らかにした。

年間8万ユーロって、1ユーロが120円前後だから、だいたい960万円くらいですよね。
超高給取りじゃないですか。
それで1日1時間程度の仕事しかしなくて良いなんて、「天国じゃん」と思うのは、僕だけじゃないと思います。
それに、病気になるほど嫌なら辞めて仕事を探せば、もっと給料が安くて、退屈なんか感じる暇がないくらい忙しい仕事なんて履いて捨てるほどあるはずだし。
それもしないで、黙って給料もらっといて、「会社が退屈させたおかげで病気になった」と訴えて、4400万円もの損害賠償請求をかますとは・・ある意味「理解不能な思考の持ち主」ですね・・間違いなく。
しかも、それが勝訴!!っていうから2度びっくり。
会社員が職場で体験する退屈と単調な業務から起きる意欲喪失を意味する「bore-out」現象が理由らしいのですが。

そもそも。
会社が社員一人一人が退屈しないように仕事を与えることを前提にするなんてことがナンセンスで、むしろ、時間の余裕を与えることで自発的な色々なチャレンジを社員に期待するってのが、今風なはず。
うーーん。
申し訳ないけど、フランスって国には、日本の常識じゃ考えられないほどの「厚顔無恥かつ自己中心的な強欲野郎」と「なんか勘違いしている裁判官」もいるんだな・・としか、僕には思えないです。
ああ、びっくりした。