心の向くままに

ただご飯をくれるあなた
ただ笑って話してくれるあなた
ただ優しくしてくれるあなた
そんなあなたの全てを
受け取れないよ
俺の心が遠ざけてるよ
そんなあなたに僕は
何かを返すことを義務付けていた
その義務を放棄した俺
たまらなく悔しい
たまらなく辛い
出来ないよ
そんな俺いないよ
だめだ、やれない
だめだ、見れない
純粋なその輝きに
純粋なその眩しさに
僕は何も出来ず逃げていた

爽やかな気持ちで進みたい
そんな歌を歌いたい
ずっと前からあった
ボクを感じて
今立つ道を歩きたい

感じてたんだ生まれた時から
気づいてたんだきっと前から
忘れちゃうんだ感覚も
忘れちゃうんだ今あることも
でもまた感じてみたんだ
今感じさせてくれたんだ
そして僕は気付いたんだ
愛することを恐れた自分に
義務付けた「表情」
義務付けた「言葉」
義務付けた「行動」
そんな愛と呼ぶ
愛じゃないなにかに
苦しんでたんだ
縛られてたんだ
ただそのままの自分でいることに

爽やかな気持ちで進みたい
そんな歌を歌いたい
ずっと前からあった
ボクを感じて
今立つ道を歩きたい

恐れたんだ
遠ざけたんだ
痛むことから逃げて
自分をダメだと信じて
悲しみに目を向けず
ただ空っぽな時間に
生きることに焦った時間に
人と比べて過ごす時間に
身を置いていたんだ
そう、僕が僕を愛していなかったんだ

爽やかな気持ちで進みたい
そんな歌を歌いたい
ずっと前からあった
ボクを感じて
今立つ道を歩きたい
笑って泣いて歩きたい
ずっと前からあった
ボクを愛して
ありのままを抱きしめたい